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2024年3月韓国旅行記

韓国旅行記
3/10(日)〜3/12(月)まで韓国に行ったので、その様子をレポします。


話は旅行の前日までさかのぼる。

3/9(土)、私は隣の隣の県でとある会議を取材していた。土曜日なのに。

たまたまその会議には閣僚が来ることになっていたので、「当日取材して記事書いて」というこで前泊までしてX県に行ったのである。

政治家の朝は早い。会議は9:00に始まった。ひたすら政治家の講演を聞き、頭の中で話の内容を整理する。

昼頃に会議が終了したとたん、近くのスタバに駆け込み、PCの充電ケーブルを電源に差し込んで大慌てで記事を書いた。15時半には自宅に帰るバスに乗らないといけない。タイムアタックだ。

軽いサンドイッチとコーヒーを詰め込みながら原稿を書き、デスクのOKをもらってなんとか15時にはスタバを出ることができた。バスに乗り込んだらあとは復路2時間半コースである。

自宅最寄りに着いたのは18時。このあと楽団の練習があったので、大慌てで家に戻り、楽器を手に練習に行った。

練習を終えて家に着いたのは22時。明日は韓国だ。そう思うとなかなか寝付けなかった。

翌朝6時。
前日からバタバタと過ごして脳が興奮していたのか、パッと目が覚める。眠いのに、眠れなかった。

仕方なく起き上がって、働かない頭はそのままに、掃除やらストレッチやらをして過ごした。瞑想をしたら頭がシャキッとしたので、今日の今日まで全く手をつけていなかった荷造りを始めた。

私の住む県からソウルに出る飛行機は1日一便、14:40発-16:35着のみ。とはいえ2時間前には空港に着いていなければならなかったので、12:00には家を出た。

空港に着くと、びっくりするくらい周りは韓国人だらけだった。おそらく飛行機に乗り合わせた人のうち8割は韓国人だった。

まだ日本なのにアウェイな感じ。肩身が狭いなと思いながらぼーっとしていたらあっという間に韓国に着いた。

仁川空港からホテルへは高速バスで行った。対面カウンターでチケットを買おうとしたが、ホテル名の韓国語読みがわからなくて焦った。
(スマホの画面を見せてなんとか乗り切った)

今回の旅行は家族と過ごす。家族は関東に住んでいるので、飛行機は別々。ソウル市内のホテルで集合した。

今回泊まったのはホテル国都。まあまあ綺麗で広かった。

家族と合流し、4人でカンジャンケジャン(生蟹の醤油漬けのようなもの)を食べに行った。


料理はもちろん美味しかったのだけど、それ以上に印象的だったのがスタッフの様子だった。

メニューの一つにサムギョプサルがあって、手のひら2枚分くらいはある大きさの肉が2枚運ばれてきた。

店員さんが焼いてくれるのだが、どうにも火加減が弱く、スタッフ(おそらく下っ端)が何度肉や炭をひっくり返しても火加減は変わらなかった。

さすがに弱すぎたのか、みかねた中堅スタッフが炭を変えにやって来て「ケンチャナ!(これで大丈夫!)」と去っていった。生のケンチャナヨが聞けて感動した。

その後、焼けた肉を下っ端スタッフがそれぞれの皿に盛り分けてくれた。私たちはうまいうまいと言いながらそのまま食べた。

一枚がでかい

しかし、一枚目のでかい肉をみんなで食べ終わった後、下っ端スタッフがいそいそとタレのようなものを無言で持ってきた。これは、もしや…

「ソース?」と父が聞くと、「イエス」と下っ端がうつむいて答えた。(出すの遅くない…?)と苦笑いしていると、たまたま通りがかった中堅スタッフが下っ端スタッフを叱り始めた。私たちが唖然としていると、下っ端スタッフがまたモゴモゴと呟いた。

👨‍🦱「サンチュ…」

サンチュもあったんかい。

もう笑うしかなくて、運ばれてきたサンチュを前に「too late…笑笑」などと言いながら爆笑していると、下っ端がなぜか堂々とした様子でやってきた。

👨‍🦱「サービス」

と、エビが2匹乗った皿が差し出された。

いや、謝らないんかい!!しかもなんでドヤってるしちょっと笑ってんの🤣

シュールすぎて笑っていると、下っ端はそのまま無言で去っていった。

2日目

お腹があまり空いていなかったので、ホテル下のコンビニでヨーグルトを買った。

人気のビヨットではなく、果物の入ったヨーグルトだったが、これがめちゃくちゃ美味しかった。日本のようにトローっと液体に近いヨーグルトではなく、少し硬めのテクスチャー。これは日本にも買って帰ろう、と決意した。

午前中は母とアイドルメイクのサロンに行った。顔面の方はかなり濃いメイクで驚いたが、ヘアメイクはとても参考になった。

午後は韓国の最新デパート・ヒュンダイソウルへ。

ここで印象的だったのは「gentle monster」というサングラスショップ。アジア人に似合うように設計されているらしい。着けると、只者じゃないセレブ感がマシマシになる。

母はフチが太い黒のサングラスを購入。とても似合っていた。私も白いフチのサングラスを買おうと思ったけど、日本で買ったばかりだったので今回は遠慮した。

他にも、可愛い洋服やバックが色々あった。時間があったらもう少し見たかったな、と思う。シルエットが綺麗なモヘア生地のカーディガンだけ購入した。軽くて暖かい。

夕方、明洞のオリーブヤングで爆買いした。購入品はこれ。

縦写真ですいません

筆とアイシャドウはずっと欲しかったので、買えて嬉しかった。

夕食に、家族で広蔵広場へ行った。
思いがけず美味しかったのが、2枚目のやつ。

思いがかけず美味しかったのが、豚の血?と餅米からできている何か。
見ただけなら絶対に頼まないが、口に含むと獣臭さは全くなく、塩胡椒がきいていて美味しかった。

その後はずっと気になっていた「キョチョンチキン」へ。

これが、韓国の食べ物で一番美味しかった。冷めてもカリカリ、油もサラッとしていて、全然胃がもたれない。

私が選んだのはニンニク醤油味。あまじょっぱくて、家族全員大絶賛だった。ああ、日本にも進出してくれたらいいのに…。クリスピーチキンアンド◯マトよりも美味しかった。

3日目。
帰りの松山行きの便が13:05-15:00の一本だけなので、ソウルに入れたのは9:30までだった。
朝ごはんにonionというパン屋さんへ行った。人気店でかなり並ぶらしいので、7:30に店に到着したが、並ばずに席を取れた。(帰る頃には数十人の列ができていた)


全部うまい。

韓国に来て気づいたのは、座敷や屋台の座席があったかいことだ。床暖ならぬ、椅子暖…?これは日本も真似すべきだと思う。このパン屋さんも、座敷の席があたたかくて、女性には嬉しいなと思った。

コンビニで慌ててビヨットヨーグルトを買い込み、家族と別れ、帰宅の途へ。

空港でダンキンドーナツ。ふわっとしていて美味しい。イースト系のドーナツ大好き。

ふわっふわ!!このシンプルさが好き


あっという間の韓国旅行だった。

行くときには「2泊3日じゃたりないかな」と思っていたけれど、街中に飛び交う韓国語を理解できないことがストレスで、日本が恋しくなった。

あと、結構韓国の人は語調が強いせいか、ツンツンしてる人が多い印象だった(もちろん、優しいお姉さん、紳士的なお兄様もいた。かっこよかった)。

でも、たぶんまた行きたくなる。日本とは違うかっこよさ、面白さが韓国にはあった。

今度はジェントルモンスターでサングラスを買い、キョチョンチキンを食べる。そしてもっと本格的なアイドルメイクが体験できるお店に行きたい。いろんな洋服を試したい。ポッサムも食べてみたい。やりたいことだらけです。

それまで、ダイエットとメイク練習、がんばろう!

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