大阪環状線の旅 #2 今宮
こんにちは。ぽんさんぽです。
今回の行き先はこちら。「今宮駅」です。
今宮ってどこやねんって方、多いんじゃないでしょうか。
地下鉄だと大国町辺りが近いですね。
お隣の駅に「新今宮」がありますが、今宮駅の方が後なんですよね。
「新」とは。
さすがに先に新今宮駅があったら、後から出来たといえ新新今宮にするわけにもいかないですもんね。とはいえややこしい。
ちなみに無理やり芦原橋と新今宮の間に一駅作ったことで、今宮駅のホームに電車が到着すると車体は非常に傾いております。
とっても斜めなのです。酔っ払いが降りる際には、余計に酔います。しらんけど。
前置きが長くなりましたが、今頃筆者は今宮駅に向かっています。
到着しました。こちらが今宮駅。
まずはごはん。目星をつけていた「釜揚うどん一紀」に到着するも、麺が売り切れ、ちょうど閉店となりました。めっちゃ早いやーーーん。
こうなったら別の日にうどんだけ食べに行ってきます。だって気になる。
しょぼーん。としていると前回の京橋編に引き続き、なんだか視線を感じ…
振り返るとそこにはいました。ネコちゃんが。
毎旅、野良猫と出会うんじゃないか。
日向ぼっこかな〜、気持ちよさそうにごろーんとしています。
かわいい。
んー、結局どこへ食べに行こうかなー。ちょっと調べてみよう。
よし、ちょっと自転車で向かってみるか、じゃあね、ネコちゃん。
………増えてる。
最初からいましたけど、、と言わんばかりの寛ぎっぷりです。
柄も似ているし、兄弟かなぁ。
仲良く寄り添っていて微笑ましい光景でした。じゃあねー。
さて、気を取り直してお腹を満たしに行きましょう。
大井さんにてカツライスを食す!!
分かりますか?この外観から伝わる間違いなく美味しい感。
店の前に停まっている電動自転車がより安心感を引き立てます。
もうね、絶対に裏切らない系のお店です。
そしてシンプルな店名。
店内もこんな感じでほぼカウンターです。テーブルは1組だけ。
奥様がメニューを聞いてお水を用意してくれます。
そしてご主人が黙々と料理を作ります。
そうこうしていると常連さんがやってきました。
奥様が会話担当です。聞き役に徹しておられました。
やはりご主人は寡黙です。ただ、料理を作る。いいですね。
作っている間、奥様はその背中を見つめます。いい。とてもいい。
なんだか料理以外の部分でも温かさを感じました。
看板にもありましたが、名物は「カツライス」とのことで勿論頼んだのはカツライス!
おいしそうでしょ?美味しいんです。
小さめに切られた薄めのカツがライスに乗っています。
上から掛かっているデミグラスソースは甘めで、なんとなく懐かしさを感じる味。ホッとする。
これでお値段580円ですよ、安い。スープまでついてきます。
次はオムライスを食べる!こういう昔からあるお店のオムライスって絶対美味しいでしょ、だからまた来ます。ごちそうさまでした。
お店を出て少し行った先で変わった自販機を見つけました。
ハムの自動販売機です。
「冒険!訳有り商品」というのが気になります。
ちょっとこのあともさんぽが続くので買わずでしたが、次通ることがあれば買ってみたいですね。普通に美味しそう。
突然現れる廃墟。さすがです。
見て頂ければ分かるんですが両隣は比較的綺麗な古さを感じない建物なんですよね。一体なにがあったんでしょうか。
看板があったと思わしき場所の真ん中に番地を示すプレートがあるのもなんだか味を感じました。さて、ここまでは浪速区です。
西成区。鶴見商店街。
ここからは下町感溢れる西成ゾーンです。とはいえディープなエリアは新今宮寄りなのでそれはまた別のターンで巡ってみます。
商店街に遭遇したので端から端までおさんぽしました。
初めてなのに懐かしさを感じるこの雰囲気。ノスタルジック。
屋根から漏れる光の色も、心なしかセピアです。
文具店。いつしか行かなくなりました。
子供の頃は学校で必要な物を買うのは決まって文房具屋さんだったのになぁ。時代ですね。今や東急ハンズやロフトで揃いますもんね。
でもなくなってほしくない、こういう昔ながらの文具店。わくわくするんだ。
(自称)西成で一番古いパン屋さんも、情報量の多すぎる薬局も「商店街」って感じがしますよね。張り紙多すぎてもはや何の情報も入ってこん。笑
商店街から逸れると、路地がたくさん。RPGの主人公になった気分です。
どの道で宝箱に出会うんだろう。アイテムは拾えるかな。
そんな思いであらゆる小道を通ってみるわけです。
トトロに出てきそうな木を見つけたり、なんのアイテムも入っていない自販機を見つけたり。
空色キャンバス
空を背景に切り取ってみました。
こういう構図、好きです。きっとこれからどんどん増えます♩
空に浮かぶトマト。謎の塔。
塔は遠くからちらっと見えて、吸い込まれるように追いかけました。
途中でビルに隠れて見失ったりもしつつ、一番見えるポジションにたどり着いて撮った写真です。青・赤・白のコントラストがいいな。
そして建物シリーズ。今回も可愛い建物にたくさん出会えました。
ちょっと哀愁漂ってるところがこの地域の良さですね。
同じ扉がたくさん並んでいる住宅なんて、愛おしさしか感じません。
この同じ見た目の扉の奥にはひとつひとつ違う大切な空間があるんですよ、、なんて尊いんだ。
一体ひと部屋どんな広さなんだろうっていう興味も沸きましたが(笑)
しかもここ、部屋番号とか書いていないんです。郵便屋さん大変だ。
今回もよい旅でした。
それではまた。
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