悪夢障害とヤクルト1000の話
いきなりであるが、私は悪夢障害である。
穴に落ちるとか、歯が抜けるとかそういうのではなく、『現実でされた嫌な記憶や悲しい記憶~脳の気まぐれを添えて~』みたいないい具合に過去と空想を配合したスペシャリティな悪夢を見せつけられる。ひどい時は楽しい夢に急に混ぜられて早く起こしてくれと夢の中で叫んでしまうこともある。
そのような夢を見てしまったが最後、起きるだけで精神を一気に消耗してしまう。見た夢が脳にこびりついてその日はズンビーめいた生き物としてしか生活できなかった。
しかも、所詮は夢なため、見ないときは見ないのでめちゃくちゃ困る。
医者に薬を処方してもらっても逆に副作用で睡眠自体がとれないなどもあり、最終的にはチルアウトを飲みつつ寝る前にお祈りガチャをしているようなものだったのである。
そんな日々を送る日々、Twitterで寝る前に飲むと悪夢を見なくなると話題になったものがあった。
ヤクルト1000である。
藁にもすがる思いで飲み始めたのだが、これが意外や意外、効いたのである。
少なくとも朝から夢でげんなりすることがなくなったのでQOLは上がった気がする。
最初は直営店まで行って購入していたが、面倒なので定期にしてもらった。
なお、生産が追い付かなくなるとか言われる前に定期にしたので、配達ボックスはヤクルトのケースだし、お断りもされなかった。ウンガヨカッタネェ!
まぁそんな感じで数か月やってきたのだが、長いこと続けられないには定評があるため、めんどくさくなったり忘れたりで寝る前に飲まずに就寝も地味に増えてきた。
そうしたら悪夢障害復活である。
久々に見た悪夢は解像度が高く、夕方までそれだけに思考が割かれて馬鹿になってしまった。
未だに内容は頭にこびりついてるのだが、もうしばらくしたら忘れると思って思考をそっちにもっていかないように我慢している。これを書くことでちょっと思い出したので悲しい。
ここまで書いたが、『だからヤクルト1000飲もうぜ!』と軽率には勧めない。
個人のプラシーボ効果かもしれないからだ。
しかし、個人的には効果はあったし抜くとひどい目にあったのも事実である。
信じるかどうかはあなた次第とかそんなもんでは?みたいな感じで話を〆させてもらう。