ぽん

20歳都内の大学生・摂食障害と、対人関係療法について、自分の経験と学んだ本をもとに書い…

ぽん

20歳都内の大学生・摂食障害と、対人関係療法について、自分の経験と学んだ本をもとに書いています💐

最近の記事

摂食障害は女性に多い

前回は、摂食障害の一因となってしまう自尊心の低さは親子関係が原因ということを書きました。 摂食障害のような「心の病気」をつくるのは 社会的因子、個人の環境因子、遺伝的因子 があると言われています。 今回は、摂食障害の原因となる社会的因子 について書きます。 「痩せたい」と思う、思わせる社会の背景を 水島広子先生の本をもとにお伝えします。 摂食障害は女性が多い 最近の健康ブームもあり、性別に関係なく ダイエットが流行しています。 しかしダイエットをして摂食

    • 自分のクセ

      前回のnoteで、環境に左右される性格の因子について書きました。 その中でも特に、 自尊心 が摂食障害に大きく関わっています。 そして、自尊心は過保護にされても育たない ということを書きました。 今回はもっと深掘りして、 親子関係から見る子どもの自尊心について書こうと思います。 これは、二村ヒトシさんの 「なぜあなたは『愛してくれない人』を好きになるのか」 という本に書いてあったことを、もっと多くの人に知っていただきたくて書きます! 自尊心が低い理由は親

      • 育てられ方で決まること

        昨日は人の性格を構成するクロニンジャーの七因子のうち、遺伝で決まる4つの因子について書きました。 遺伝で決まる因子のうち、 ①冒険好き ②心配性 ③粘り強さ が摂食障害に関係していることを紹介しました。 今日は 七因子のうち、 環境に左右される3つの因子 について書きます。 3つのうち2つが、摂食障害に関わってきます。 特に自尊心の部分を読んでいただけたら嬉しいです! 環境に左右される3つの因子 ①自尊心 自分の存在、自分のやり方に対する信頼感。 遺

        • 遺伝で決まる性格

          この前のnoteでは、勝手に母の言動にプレッシャーを感じ、閉じこもるようになったと書きました。 このように、実は 過食症になりやすい性格 拒食症になりやすい性格 というものが研究で出されています。 ※性格だけが原因で摂食障害になるわけでは決してありません。(他の原因はまた別のnoteで書きます) 今日は摂食障害になりやすい性格について書きます。 クロニンジャーの七因子 人の性格を知るために有力とされている クロニンジャーの七因子というものがあります。 これ

        摂食障害は女性に多い

          自分でできるのかも

          昨日は、対人関係療法におけるコミュニケーションの考え方を書きました。 今日は、私が対人関係療法をやめたことを書こうと思います。 対人関係療法について書いていますが、実は私は、2回でやめています! このnoteで、対人関係療法は、自分でもできるかもしれないということを、お伝えできればと思います。 宿題 はじめての診察で、お医者さんから宿題を出されていました。 このような図を使って、今までの人生を振り返ります。 拒食や過食の症状が出ていた時、人間関係でどんな問題が起

          自分でできるのかも

          コミュニケーションにも弱点がある

          昨日のnoteでは、対人関係療法の考え方、治療の三大原則について書きました。 今日も対人関係療法の考え方について書こうと思います。 前回のnoteに書いた通り、対人関係療法では、 身近な人間との関係から自分が抱えているストレスを考えます。 人間が他者と関係をつくる方法は、 コミュニケーション です。 対人関係療法は、コミュニケーションを分析することで、対人関係の問題を見つけ出します。 このnoteで、 自分のコミュニケーションについて 何か考えるきっかけに

          コミュニケーションにも弱点がある

          ようやくスタート!

          昨日は、摂食障害の原因は「自尊心の低さ」が一因であることをお伝えしたく、noteを書きました。 今日は、対人関係療法に出会ったきっかけを書きます。 このnoteで、対人関係療法の考え方を知っていただけたら嬉しいです。 最後にまとめますので、お忙しい方は最後に飛んでいただければと思います! ようやく病院に行く 自分で、自分は摂食障害ではないかと疑いはじめ、すぐに治療法を探してみました。 摂食障害と調べると、ネットカウンセリングや薬で治す方法、認知行動療法についてでて

          ようやくスタート!

          「あ、これ、やばいんだわ」

          昨日までは、拒食症から過食症になるまでを書きました。 拒食症と過食症 どちらも「痩せたい気持ち」を持っている ということをお伝えできたでしょうか。 今日は、中学卒業後のことを書きます。 このnoteで、摂食障害の本当の原因は 「痩せたい気持ち」ではない ということを知っていただきたいです。 毎回雰囲気がまじめで暗くなってしまっています😂 普段はだいぶ元気な人間です(笑) やはり気持ちを閉じ込めていた時のことを書くと、当時と同じような雰囲気になってしまうもの

          「あ、これ、やばいんだわ」

          「このままだと死ぬかもしれないよ」その言葉に救われた②

          昨日は拒食症の時の気持ちと、体に出た影響をお伝えするために、中3の頃を振り返ってみました。 中3の頃、拒食症になり自分の気持ちがコントロールできなくなりました。 今日はその後、拒食症から過食症になる過程を書きます。 このnoteで、 過食症は「食べたい気持ちの病気」 ではなく 「痩せたい気持ちの病気」 ということを知ってもらえたら嬉しいです。 拒食症を抜け出す 自分をコントロールできなくなり、学校にも行けなくなった頃。 母に、小さい頃から通っている病院につ

          「このままだと死ぬかもしれないよ」その言葉に救われた②

          「このままだと死ぬかもしれないよ」 その言葉に救われた① ※追記あり

          拒食症と聞くと、読んで字のごとく、ただ食べることを拒む病気だと思う人がほとんどだと思います。 症状としてはその通りです。 ただ、 拒食症の人がどんな気持ちで食べることを拒んでいるのか 食べれないことで、体と心にどんな影響があるのか あまり知られていないのかなと思います。 今日は、私が拒食症だったときの気持ちと、体と心の変化について書きます。 まじめに書いていますが、気持ちはシリアスにならず、明るくいきたいと思います! 今の自分があるのは、この苦しんだ拒食症の時期

          「このままだと死ぬかもしれないよ」 その言葉に救われた① ※追記あり

          はじめまして!

          はじめまして!ぽんと申します。 ずっとずっと始めるか迷っていたnote。ついに始めてみることにしました! 初めての投稿なので、私がなぜnoteを始めたかを書きます。 私がnoteをはじめた理由は、 摂食障害について知ってもらいたいと思ったから ということと、 対人関係療法という治療法を知ってもらいたいから この2つです。 摂食障害と聞くと、 「食べられる環境にいるのに食べないわがままな人の病気」 「自己管理できない人が食べすぎる病気」 など、病気の人を責

          はじめまして!