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【ポケモンSV】シーズン5使用構築 電磁波サーフゴー軸

こんにちは
スミス(TNぽんぽんちい)です。
ランクマッチシーズン5お疲れ様でした。私は最終レート1768、順位は4042位でした。
4月20日頃にレート1900、順位300位を達成でき、今期は調子がいいと思ったのですが、その後はズルズルと後退してしまいました。
最終日に何度か2000位くらいまでは戻せたのですがプレイングが雑になってしまい、悔しく思います。
そんなわけで少しの達成感と大いなる後悔を残したシーズンですが、1ヶ月使っていた構築を記録しておこうと思います。

4月20日時点 今期は勝てると思っていた

【構築経緯・コンセプト】
最初は、圧倒的な耐久を誇るディンルーのカタストロフィから展開していく動きが強いと考えて構築をスタート。
ディンルーのステルスロックとカタストロフィによる削り+高速アタッカー+先制技を基本選出として構築を考えた。
この時の並びは、ディンルー、エナジーハバタクカミ(高速エース)、電気テラス珠パオジアン(高速エース兼先制技)、カイリュー(先制技)、補完枠2

ディンルーを読んだパオジアンや格闘タイプが初手に出てくることが多いことが多かったため、混乱実サーフゴーを誤魔化し枠で採用。使っているうちに汎用性が想像以上に強かったため、このポケモンを主軸に据える方向にシフトした。
また、甘える痛み分け型のハバタクカミ、神速を無効化してくるゴーストテラスパオジアンが増えてきたことで、カイリューをアタッカーとしてシンプルに通すことが難しいと感じる。ただ、浮いているポケモンの中でカイリュー以上のスペックがあるポケモンが見つからなかったため、型を模索しながら最後までカイリューは続投することとなった。
最終的に当初の高速エースのハバタクカミを通す動きと、カイリューサーフゴーのサイクルでごまかしていく動きの両立というコンセプトでパーティが完成した。

1ヶ月頑張った仲間たち サーフゴーがふんぞり返ってて笑う

【個体紹介】
ハバタクカミ@ブーストエナジー/フェアリーテラスタル
臆病 古代活性
131(4)-**-103(220)-178(180)-156(4)-184(100)
ムーンフォース シャドーボール サイコショック 瞑想

調整:Sハバタクカミミラー意識、
B特化カイリューの鉢巻地震最高乱数以外耐え(陽気パオジアンの珠不意打ちを18.7%で耐え)
D臆病ハバタクカミのシャドーボール確定耐え

本構築のエース枠。高いS、一貫性のある技範囲、型の豊富さ、全ての点で高速エースとして頭ひとつ抜けているポケモンだと思う。
甘える型の採用も検討したが、本構築では甘えるで弱体化させた相手を死に出しから起点にできるポケモンがいないため、ハバタクカミ自身が抜いていけるこの構成に落ち着いた。瞑想とサイコショックにより後出しされるテツノドクガや、構築で重めなウルガモスとの積み合いに強く出られるのも強かった。
調整に関してはブーストエナジー持ちのミラーが多発し、上を取るためにシーズン中どんどんSを伸ばす形になり、B方面の耐久と相談しながら最終的にこのようになった。

ディンルー@オボン実/フェアリーテラスタル
慎重 災いの器
261(244)-131(4)-148(20)-**-137(196)-71(44)
地震 カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし

調整:カタストロフィ2回目でオボン発動するようHP奇数、パオジアンの氷テラス珠氷柱落とし87%で耐え(鉢巻氷テラス以外には一回行動できる)、ハバタクカミのフェアリーテラスメガネムーンフォース最高乱数以外耐え、S無振り50族+1

ステルスロック撒きによる始動要員、のはずがあまりに耐久が馬鹿げているためカタストロフィ連打だけで相手のサイクルを崩壊させてしまうこともある怪物ポケモン。Dに厚く振ることで不利対面でも無理矢理突っ張ることが可能になった。
Sに少し努力値を割くことでカバルドンと、それを意識したSラインのディンルーをまとめて抜けるため恩恵は大きかったと思う。これより速いディンルーはチョッキ持ちのアタッカーが多い印象だった。
技構成に関しては、あくびカバルドンやディンルーミラー、キョジオーンなどを考えると挑発が欲しいこともかなりあった。しかしながら、それ以外のポケモンに対しては基本後攻挑発になるため一回は補助技を許してしまうので、吹き飛ばしによるリセットに軍配が上がった。
カタストロフィを外さなければ最強のポケモンだった。

サーフゴー@混乱実/水テラスタル
図太い 黄金の身体
192(244)-**-146(140)-154(4)-125(108)-107(20)

調整:H4n、B特化カイリューの鉢巻地震耐え、Dテラス時にメガネイーユイの炎テラスオーバーヒートをC補正有無に関わらず耐えて混乱実が発動する、S麻痺した最速テツノツツミ抜き

もともとはディンルーが呼ぶ格闘ポケモンへの回答で採用した補完枠であったが、あまりの誤魔化し性能の高さから主軸へと躍り出たポケモン。電磁波の通るポケモン全てに何かしらの仕事ができると考えれば強い。D振り+水テラスタル+混乱実持ちにより、後出しされるイーユイすら突破する。シーズン中盤以降電磁波サーフゴーが増え、あからさまに電磁波警戒の動きをされたり、対策を仕込まれて刺さりは悪くなったが、それでも活躍してくれた。
もっとも、このポケモンを主軸に据え、テラスタルを切る場面が多くなったせいで、構築に多少の歪みができてしまった気もしている。そこを改善出来なかった点は課題。
電磁波(と気合い玉)を外さなければ最強のポケモンだった。

カイリュー@ゴツゴツメット/フェアリーテラスタル
わんぱく マルチスケイル
197(244)-155(4)-146(140)-108-122(12)-114(108)
地震 炎の渦 羽休め アンコール

調整:ハバタクカミの眼鏡テラスムーンフォース耐え、最速50族+2

前述のサーフゴーの相方として採用した渦カイリュー。テラスタルに依存しないカイリューの型を考えたらこの型が1番強いという結論になった。
特にサーフゴーの電磁波を絡めた時のアンコールはあまりに強かった。
調整に関しては昔のテンプレをベースに作っているので改善の余地あり。具体的には最速50族(ドドゲザン)が環境に存在しないため、Sラインを検討すべきと思った。特にミラーの場合、今回の調整が遅いカイリューよりは速く、竜舞持ちの速いカイリューよりは遅い微妙なラインのため、最初に何を選ぶべきか悩むことが多くなった。特にS実数値114が竜舞一回で最速ガブリアスを抜けるラインで「耐久振り竜舞カイリューのS実数値最低ライン」でもあるため余計悩ましくなってしまった。
上記のような反省点はあるが、渦カイリュー自体は構築で重めなテツノカイナやマリルリにしっかり仕事ができ、ステルスロックを撒くディンルーを一方的に倒せるため環境や構築的にマッチしていたと思う。
炎の渦を外さなければ最強のポケモンだった。

テツノドクガ@突撃チョッキ/フェアリーテラスタル
控えめ クオークチャージ
159(28)-**-94(108)-198(156)-131(4)-157(212)
炎の舞 アシッドボム ヘドロウェーブ マジカルシャイン

調整:最速90族抜き、C11n、H16n-1、あまりB(特化ミミッキュの珠シャドークローと影撃ちを耐える程度)

前期のチョッキドクガの技をオーバーヒートからアシッドボムに変更して続投した。終盤数を減らしたが、環境に一定数いた毒びしへの回答になり、フェアリータイプに概ね強く、アシッドボム+炎の舞で受け気味の構築を崩せる(こともある)点は高評価。また、フェアリータイプにテラスタルするポケモンが増えていたので、毒技が一貫する場面も少なからずあった。
ただ、このポケモンを選出すると相手のディンルーやカイリューが重くなりがちで選出機会は少なめだった。

テツノカイナ@食べ残し/フェアリーテラスタル
わんぱく クオーツチャージ
241(92)-161(4)-165(172)-**-115(212)-74(28)
ドレインパンチ 雷パンチ 剣の舞 身代わり

調整: https://lazy2525.hatenablog.com/entry/2023/04/01/122426より

元々はパオジアンだった枠。終盤に数を増やしたキョジオーンに対して身代わりと剣の舞で起点にできる点を評価して採用した。
殴り合い性能はとても高いポケモンだったが、肝心のキョジオーンにはテラス鉄壁で負けたり、そもそも裏にいるドオーを突破できない、等狙ったような活躍ができたか疑問。今思えばAに振って地震採用にしたほうがよかったかもしれない。

【反省点】
個体紹介のところで気づいた方もいるかもしれないが、命中不安技の採用が多く、毎試合お祈りしながら対戦していた。また、電磁波を軸にしたため不意の地面や電気テラスに怯える場面も多かった。
また終盤に数を増やしたキョジオーン、ドオー、などが重く回答を用意できなかった。
ディンルーカイリューサーフゴーの高種族値サイクルの安定感やハバタクカミの突破力自体といった光る部分はあったと思うので、煮詰めきれなかったのが最大の反省点。

毎シーズン書いてる気もしますが、来期はリベンジしたいものです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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