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閃の軌跡NW から始める軌跡シリーズ

はじめに

閃の軌跡NW放送開始して、軌跡シリーズの奴隷ファンとしては続きにワクワクしてます。
放送中の実況ツイートや配信日のタグ検索をしてると古参の方はもちろん、新規の方が見えるのは楽しいですね。
そりゃそうよ続きすぎた軌跡シリーズに新規なんて早々来ないんだから
と言うことで軌跡シリーズを続けてる亡霊が新たに近づいてきた新規を巻き込むため、どこから始めるべきかと言う記事を書きます。
古参の方が読むと好きな作品を下げてる場合もあるので、少し気をつけてください。

軌跡シリーズ概要

2004年のPCソフト「英雄伝説Ⅵ 空の軌跡」から始まった軌跡シリーズ。
ここから今まで同じ世界、で続けている超大作です。
閃の軌跡NW放送までにPC、コンシューマーで本編が12作品発売されています。
今現在では本編全ての作品がPS4 1つで遊べるようになっています。
番外編やソーシャルゲームがありますがそこはシナリオにほぼ関与してないので、サ終したスマホゲーの末路みたいなことはないです。
なので安心してコンシューマーだけで楽しめる親切設計ですね。
12作品追うのはあまりにも心折です。
12作品の超大作なので、1から追うと人道的にプレイしていては全部追うのに1年近くかかります。
全部プレイしろなんてとても言えないので、厳選しましょう。
楽しめたなら、ファンになれそうなら、どんどん他も遊ん行きましょう。

軌跡シリーズの世代

12作品同じ世界とは言え、さすがに何作品かで世代がわかれてます。
ガンダムが何十年とアムロとシャアだけを擦られても付いていけないよね、そう言うことです。
ポケモンは20数年サトシを擦ったぞ、それでも後から付いていけるポケモン凄い。

1世代:空の軌跡FC、SC、3rd
2世代:零の軌跡、碧の軌跡
3世代:閃の軌跡Ⅰ、Ⅱ
4世代:閃の軌跡Ⅲ、Ⅳ
5世代:黎の軌跡Ⅰ、Ⅱ
ここからはみ出す「創の軌跡」(閃Ⅳと黎Ⅰの間)は2~4世代の集大成です。
基本的に始めるならこの1~5世代どこからかです。
この世代は僕が今ここで付けてるだけで、非公式どころか界隈の用語でもないです。
便宜上無いとしんどいです、さすがに許してください。

次から各世代について解説していきます。
各大見出しにお勧め度合いを()で書いていきます。
数字が小さいほど最初の作品にお勧めです。

1世代:空の軌跡(5)

FC、SC

環境:PS Plus、vita
舞台:リベール王国
主人公:エステル・ブライト、ヨシュア・ブライト
所属:遊撃士協会

原点にして頂点。

リベール王国にて《遊撃士》を目指すエステル、ヨシュアの2人を主人公として描く。
公式カップリングが設定されていて、何かを乗り越える時はその2人を周りが支える形になりがち。

シリーズの最初であるため当然だが過去作を知る必要性が一切ない。
そんな1世代目なのだが1番の問題として、ここから始めると膨大な時間を消費することとなる。
後の作品が前作の知識があればとはなるが、空を遊んでないと作品の全てを置いていかれることはない。
そのため時間の消費を考えると優先順位が下がる。
また一応20年弱前の作品であるため、ここ最近の作品を触っている人には、演出が地味、操作が手間、難易度が高い、などレトロゲーの洗礼を味わうことになります。

結論として、PS Plusに加入してる方なら無料で遊べるためここからでも良いと思います。
そうでないなら早いうちにプレイするのは非推奨です。
繰り返しですが、ここからやってたら年が明ける。
やるなら奴隷になる覚悟を持って始めましょう。
やらなくて良いは言い過ぎだけど、義務感持ってやる必要性は皆無。

3rd

推奨環境:PS Plus、vita
舞台:リベール王国
主人公:ケビン・グラハム
所属:七耀教会 聖杯騎士

ちょっとFC、SCと毛色が変わるので分割。
FC、SC完結した空の軌跡の集大成になります。
七耀教会 聖杯騎士のケビンを主人公に特殊な仮想空間に閉じ込められ、メインキャラの深掘りや、サブキャラの後日談などが行われます。
主人公は変わりますがエステルたちはメインキャラとして続投されますので、空の3作品目で間違いないです。
今後のために七耀教会、《聖杯騎士》を解説したかった作品でしょうね。
サイドストーリーが豊富なので空の軌跡まで楽しめたならぜひプレイしましょう。

2世代:零の軌跡、碧の軌跡(2)

推奨環境:PS4、PSvita
舞台:クロスベル自治州
主人公:ロイド・バニングス
所属:クロスベル警察 《特務支援課》

僕が1番好きな作品です。
この作品真面目に語り出すと涙が止まりません。
僕の第一の故郷です。

クロスベル自治州にて《特務支援課》ロイドを主人公にし、《特務支援課》の4人をメインに描かれます。(碧で2名増員)
後の作品で舞台になるエレボニア帝国とカルバート共和国の支配下でありながらも、足掻き壁を乗り越えようとする姿が見られる。
《特務支援課》が社宅兼用のビルに住まわされ途中で子供を保護することもあり、家族のような暖かさがある。

こちらもまあまあ古い作品なのですが後述する問題作 創の軌跡の舞台になり、クロスベルの問題を抱えます。
閃Ⅲ、Ⅳでも探索エリアの1つに含まれますが、そこは2世代をプレイしてなくても問題はありません。
おそらくクロスベルに対する思いが変わるのでプレイ推奨ではあります、僕は毎回泣いてる。

ここから軌跡シリーズが大きく動き始めるので、できればプレイしておきたい。
あとネタバレですが、猟兵がシリーズの中でも一二を争うくらい大きな活動をする作品なので、閃NWから見て最上位の猟兵が気になるならプレイ推奨です。
ここまでやるのかとドン引きします。
たぶん北の猟兵では実感しにくいですが、猟兵団は金さえ貰えれば本当になんでもする武装犯罪集団です。

閃の軌跡Ⅰ、Ⅱ(1)

推奨環境:PS4、Switch
舞台:エレボニア帝国
主人公:リィン・シュバルツァー
所属:トールズ士官学院《Ⅶ組》(後の《旧Ⅶ組》)

統計も何もないただの偏見ですが、この作品からのユーザーが多い印象。

エレボニア帝国にてトールズ士官学院の学生として入学するリィンを主人公にした作品。
本来は貴族と平民で分かれるのだが、《Ⅶ組》と言う貴族平民を混合した初期9人のクラスに入ることになる。
一応学園物の建前であり、勉学に励んだり恋愛したり犯罪者を追い詰めたりする。
貴族と平民、武人と猟兵など様々な立場の人間が所属し、時にぶつかりわかりあう青臭い青春をやってくれます。

閃の軌跡を関するものが4作品あるだけあり、主人公のリィンは特に軌跡シリーズにおいて重要な立場の人間になります。
閃NWの前の部分になるため、特にリィン・シュバルツァーと言う人物を知りたいのであればプレイ推奨。

時間軸が2世代と同じではあるが、こちらはこちらで楽しめる。
むしろこちらのほうが過去作のネタが少ないまであり楽しみやすい。
たぶん1番遊びやすいとは思われる。

ちなみにこの作品からアルティナは登場するが、声優は種田梨沙である。
水瀬いのりは種田梨沙の療養期間で代役だったのがそのまま続投です。

4世代:閃の軌跡Ⅲ、Ⅳ(4)

推奨環境:PS4、Switch
舞台:エレボニア帝国
主人公:リィン・シュバルツァー
所属:トールズ士官学院第2分校《Ⅶ組》(《新Ⅶ組》とも扱われる)

僕個人は3番目に好きだったりします。

Ⅰ、Ⅱと同じくエレボニア帝国のトールズ士官学院だが、学院が分校になる。
リィン・シュバルツァー教官になり生徒3人を導く形になる。
生徒の成長が中心であり劣等感のようなものを抱えているため、向き合い方を見つけたり変わっていこうとしたりする。

軽いネタバレではあるが「リィンを問題の予測される地域に遠征させて対応させる」ため政府から組まれた分校であるため、早い段階から普通なら作品中盤で起こるような問題と対峙する。
メインメンバーは《新Ⅶ組》なのだが、仮にも閃の軌跡の3作品目であるため、ⅠとⅡの続編として《旧Ⅶ組》の関わりも深く唐突に《旧Ⅶ組》をパーティーアウトしてパーティーインしてくる。
これら2つの要素のせいで、せっかく世代が変わるのに何一つ新規が入れない仕様となっている。
軌跡シリーズの解説をしたがるヤバい教えたがりおじさんと繋がってないと新規では話がわからない。

ただ閃NWから入るなら北の猟兵のその後がシナリオあるため、もし気に入ったのであればそこをモチベにしても良いかもしれない。

-世代:創の軌跡(やめとけ)

推奨環境:PS4、Switch
舞台:クロスベル州、エレボニア帝国
主人公:ロイド、リィン、2代目《C》
所属:クロスベル警察《特務支援課》、トールズ士官学院第2分校《Ⅶ組》、《新帝国解放戦線》

古参だからこそ好きではある。
全体で見ても2番目。
良い作品なんだけどね、、、

零から閃までの6作品の集大成。
クロスベルととある人物の深掘りが中心となる。
6作品の集大成であるため、ここから始めるのは不可能。
どうしても気になるならせめて閃の軌跡4作品はプレイしましょう。
零、碧の軌跡もプレイしないとシナリオの熱は伝わらない可能性が高いですが。

別の問題として、そんな作品が黎Ⅱでメインキャラになるスウィンとナーディアの登場作品だったりする。
黎からの新規で黎Ⅱのために創プレイした人なんて居るのかな、、、

5世代:黎の軌跡(3)

推奨環境:PS4、5(1章までの無料体験版有)
舞台:カルバート共和国
主人公:ヴァン・アークライド
所属:アークライド解決事務所

最新作。
Ⅱがビックリするくらいこけてるが、Ⅰはかなり良い。

カルバート共和国で《アークライド解決事務所》を営むヴァンを主人公にした作品。
軌跡シリーズの中でも暗めの展開が多い。

最新作なのでここからプレイしても良いですが、閃NWから入ってわざわざこの作品を始める意味は無い。
過去作の要素を持ってきつつもメインは黎の軌跡と言うあんばいが凄く良く、古参歓喜も新参導入もしやすいのがⅠだった。

この作品は良いけど閃NWと何一つ関係ないのが1番の痛手ですね。

結論

閃の軌跡NWから始めるなら
3世代→4世代→2世代or創
理想としてはNW放送中に3世代をプレイし、そのまま興が乗れば4世代突入で良いと思います。

おわり

と言うことで軌跡シリーズのざっくり紹介です。
この記事にたどり着くかはともかく、閃の軌跡NWから新規少しでも増えると良いですね。
ちなみに軌跡シリーズを発売してるファルコムは年1発売で、2023年はイースシリーズなのでおそらく軌跡シリーズは2024年の9月までお休みです。
なので今からのプレイで次の新作まで追いつけるので、興味出た人は遊んでみてください。
もし新規さんで用語や世界観がわかりにくいのであれば、聞いていただければお答えしますよ。


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