文フリにいったよ

文芸フリマに赴いた。
文学界の下読みについての本が買いたくてオープン間もなく行ったせいもあり、人で溢れかえっていた。1000円入場料になったのにもかかわらず、沢山の人がいた。
おなじ院の卒業生の人たちが作家になっていてその人達の同人を買ったりした。また卒業生のまだ作家になっていない人たちの同人も買った。わたしは辛かった。院は環境としては作家になることにベストに近かったと思う。しかしまだ慣れていない。すごくつらい。卒業する前に作家になった人に「まだその年齢では作家になっていなかった」と言われた。たしかに40くらいまで新人賞を取る印象があるため、そのせいも多少はあるのかもしれない。しかし普通に実力不足だ。
院の知り合いが主催する詩をノリで買った。買ってから気がついたのだが、今年文学界の新人賞をとった旗原りさ子さんが名を連ねていた。サークルのメンバーらしい。ほら、隣人の隣人はもう作家なのだ。
詩。私が苦手な分野だ。卒業するときにもっと一文ごとにこだわりを見せないと作家にはなれないよと言われた。なので詩を書くことを進められ、頑張って書いている。やはり旗原さんも詩を書いていたのだ。

わたしは多少なりは文芸雑誌に縁があるとおもう。修論(論文の方)を書いたら文芸雑誌に携わる人に読んでもらうことができて、修正箇所を教えてもらい、会社の中にほんのすこーしだけお邪魔し、それを財団に送ったのだから。今日も読んでもらった人に挨拶できた。財団に修論を送ってから返信がないことが気になっていたのだが、便りがないのは良い知らせだと言われた。いつか松本清張記念館で発刊している雑誌のように、私の書いた修論も学生のがんばりとしてまとめてもらえたらいいなぁ、なんておもう。

とくにコネクションがあるわけでもないと思うのだが、なぜか院の人たちは近年文學界からデビューしていく人が多い。なぜなんだろう。

さいきんは連日立ち仕事で体調によってはへばっている。水曜日は祖母と私の友達が会うことになり、私は車で送迎をした。二人は性格が似通っているので通じ合ったらしい。よかった。

とりあえず秋くらいまでは時間が取れないが、秋以降はもうすこし文に時間を取ろう


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