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姉の中の父と、私の中の父

先日、姉がnoteに父のことを書いていた。
姉が知ってる父と私の知ってる父が同じだったり違ったりして、とても面白かった。

私は5人兄弟の末っ子である。構成は次の通り。
長女
長男(亡くなっている)
次女←noteを書いた姉
三女
四女←私

次女と三女は6歳くらい離れている。たぶん。あいまい。ごめん。
長女と私は、13歳離れている。
長女・次女はシーズン1、三女・私はシーズン2といったところか。
私が小学校に入るあたりには長女はもう家を出ていたので、姉妹4人と両親2人揃ってでかけた記憶はない。(あったらごめん。
シーズン1とシーズン2の間に状況も変わってるし、それぞれからみた父の像が違うのは当然だけど、姉が文字にしてくれたことで改めていろいろ知れてよかった。

この機会に、姉の記事に沿いつつ自分の思い出を振り返ってみることにした。

父は、私が小さい頃(おそらく父30歳)ニワトリ10羽くらい、ウズラ10羽くらい、ハト5羽くらい飼ってた。

さっちゃん「父の日に思うこと」

モルモットも飼ってなかった?
子供ながらに、子供は別に好きじゃないだろうけど動物は好きなんだろうな、って思ってた。

かと思えばパチンコ、麻雀も欠かさない。
なぜか、母に頼まれて雀荘に父を迎えに行ったことがある。

さっちゃん「父の日に思うこと」

雀荘へのお迎えは私もいった。
パチンコというと、私が子供のころ病気で入院中に、父が景品でアンパンマンのすごい大きいぬいぐるみをとってきてくれた。
パチンコは嫌いだけど、父から何か買ってもらうこともなかったので、嬉しかった。

母が入院した時は、プリン🍮を作ってくれたり、うずらのたまご20個くらいのでっかい目玉焼きを作ってくれた。

さっちゃん「父の日に思うこと」

なにそれ、うらやましい。食べたことない。
でも、母が仕事でいない休日の昼とかは、ラーメンや冷やし中華を作ってくれた。子供のためというよりは、自分が食べるついでだった気はしてる。

海や山によく連れて行ってくれた。

さっちゃん「父の日に思うこと」

これは、今でも父に最大に感謝しているところ。
職場の仲間とその家族みんなで県外に遠征登山もいった。
子供の頃の登山が楽しかったから、大人になってから登山を趣味にできたと思う。

他に、父の趣味はホッケーにゴルフ、姉によると野球もやってたらしい。
釣り道具もたくさん持ってた気がする。
仕事仲間とか飲み仲間とか、友達が多くて人付き合いもいい。

ただ、ちょっと悪い時期もあった。

さっちゃん「父の日に思うこと」

ここが、たぶんシーズン1とシーズン2で感じ方に大きな違いがある時期だと思う。
シーズン1は大人になって独立してて、シーズン2は思春期反抗期の真っただ中。父に人生を振り回された。
ここでは省略するけど、もうマジで最悪なことがいろいろあった(笑)
私は高校卒業後、実家から逃げるために結婚して(←おい)、実家には一生頼るまいと思って生きてた。すぐ上の姉も同じような感じだった。

そのうち肺ガンになった。片方の肺は2分の1、もう片方は3分の1切除したって聞いた。抗がん剤治療は大変そうだった。

さっちゃん「父の日に思うこと」

この父の肺がんをきっかけに、父に対する考えがかわった。
治療の方針説明や、手術の立ち会いなどを一緒に聞いてほしいと母に頼まれた。術後、切り取ったばかりの父の肺もみた。5年生存率の話もされた。
もしかして死ぬのかもと思ったら、ずっと憎んだままでいるのも嫌だな、と考えるようになった。

その後、私は離婚し一人暮らしをスタート。数年前に交通事故にあって入院した。歩行中に車に吹っ飛ばされた。らしい。(ところどころ記憶も吹っ飛んでいる
骨折した私の顔を見て、父が「顔のケガがきれいに治らなくて、この先結婚(再婚)できなくなったら、わぁは運転手を一生許さない」と怒っていた。
へ~子供のことを思って怒ることあるんだ!とちょっと感動した。

今は70歳過ぎてるけどパートで働きながら、小さな畑を借りて野菜を作ってるらしい。

さっちゃん「父の日に思うこと」

野菜は食費浮かすのに大助かりである。ほかに花も育てている。ユリや菊は、仏壇や兄のお墓で大活躍している。
今では、たまに花のことで話題が合うこともある。姉とは馬の話しで盛り上がる。

父は、母からしてみたら、ダメな夫だったかもしれない。

さっちゃん「父の日に思うこと」

姉の言うとおり、母にとってはダメな夫だったと思うし、
娘にとってもよい父とは言えないことがほとんどだった。
でも、「ただの一人の人間」としてみると面白い人だと思う。
大人になったら、そう思えるようになった。

私は、年をとった両親になにかあったときのために、実家近くに土地を買い家を建てた。20代前半までの自分からしたらありえないことである。
今は、とにかく畑では無理をせず、猫と一緒に楽しく過ごしてほしいと思っている。


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