ピアノ教室⑤

前回④

今、バッハのメヌエットを練習している。

今までやってきたバイエルの曲とかとは全然違う。

よくある右手が主となるメロディーで左手が伴奏っていうパターンではなく、これは右手と左手がそれぞれ独立した旋律を奏でる。右手のことと左手のことを同時に考えながら弾かなくちゃいけない。難しい…。

こんなのを簡単に弾いちゃうプロのピアニストのすごさが改めてわかる。

ちなみにプロのピアニストは右脳と左脳を結ぶ脳梁が一般の人よりも発達しているらしい。右手と左手でそれぞれ別々の動きを要するピアノによって脳が鍛えられている。

それがどう私生活に役立つのかとかはわからないけど、脳を鍛えているんだからたぶん良いことなんだろう。ボケ防止とかになりそう。

弾いてる時、脳の今まで使ってこなかった部分を無理やり動かしてるような感覚でけっこう疲れるのだが、それが意外と楽しくてクセになる。右手と左手に同時に違うことを指令して、できたときがおもしろい。

そんな感じで、弾く楽しさがあるがやはりバッハの曲には音楽として聴く楽しさがある。

異なる旋律の音が同時に奏でられているのに不思議と心地よい。全然耳障りが悪くない。この奇妙なバランスに惹かれる。

そこでバッハの曲について調べていたらこんな記事を見つけた。

おもしろいしわかりやすくまとまってるのでおすすめ。記事の中で対位法についてのさらに詳しい書籍が紹介されててありがたい。

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