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切り替え式タイムスコープの先と、令和の子

国民的人気アニメ、ドラえもん
ドラえもんのひみつ道具のひとつにあるのが
切り替え式タイムスコープ
マンガ版ではテレビモニターの形の似た用途のものもあった気がする🤔
あの日あの時の分岐点、その時選ばなかった別の道の先を見ることが出来るものだ

もしもあの日
中学生になったばかりの頃

あの日の選択が違っていたなら


私は美術部に入りたかった


中学時代に仲良くなったのは、美術部に入った愉快な子達が多かった
その内の1人、今もか細く続く私のたった1人の学友も美術部だった

その子らと美術部で絵描いて、名画を見て学んで、表現することをしてみたかった。あるいは陶芸分野をやったり、立体表現をしていたかもしれない。
でも、当時の中学校は成長期な時期でもあるので運動部が学校全体での推奨で
文化部に入るのはタブーとも言われていた。

そういう方針を親も知っていて、父親が齧っていたからという理由で卓球部を勧められた。
(今思えば、美術部の画材代をケチられたのかも知れない)

卓球自体は今でも好きだけど、卓球台のある施設も
まして一緒にやる相手も今は居ない…
寂しいものだ( ˙-˙)ツラマンヌー


絵を描く事自体は、当時も今もやろうと思えばいくらでも出来た。
でも今、もっとあの時全力でやっておきたかったなぁという消えない憧れ

人生の分岐点は、もしかしたらあそこだったのかもしれない
あの時そちらの分岐に進んでいたら、今どんな生活を送っていたのかをみてみたい。

憧れの先を誰かとみたのか、上手くいかずに諦めたのか
それとも今と同じように、別の道でもがいているのか……


話は変わるが、令和の時代の子どもたちは
ダンスによる身体表現や、プログラミング学習によるIT分野でのゲームやモデリング製作が学校教科の中に組み込まれている。
表現することに関しての幅が、格段に広がったように感じる

学びの基礎の部分が多岐にわたる分、子どもたちの目指したい場所も幅広く
その子の興味のあることへの深掘りもしやすくなっていると思う。


私が今後親になることは、現実にはもうないと思うが
もし子どもがいて、その子がなにかしたいと望むなら
それを受け止めて、一緒に楽しんだり悩んだりできる親で居たい
経済的な負担は気にせず、色んなことにチャレンジして
自分が本当にやりたいことを、のびのび学んで欲しい。

私の親にも、そういう親でいて欲しかったなぁと
今の子ども達を取り巻く環境をみて思うのだった

それで今、あの時別の選択をした私に聞いてみたい
そっちの人生は楽しいかい?
こっちの私の人生もまぁまぁいい人生だって、笑って言えるように生きていたい

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