見出し画像

テネット〈TENET〉【ちょっと寄り道】

仕事帰り、少し時間があいたとき
私は寄り道を楽しむ

今回の寄り道は、映画「テネット」を観た


はじめての体感だったかもしれない

初っ端から
意味わかんないのに話に入り込んだ

Dolby Cinemaの大画面と爆音の中
2時間半、少しも飽きずに観た

でも何が起こっていたのか
よくわかっていない

きっと細かいところも
こだわってつくっているのだろう

視覚も思考も
まったく追いついていないけれど

安全な場所から
実際にわけのわからない体験をした感覚だ

時間の逆行
時の挟み撃ち

ストーリーの大筋と
結末だけはぎりぎりわかった
…と思う

それに
基本は戦闘服の主人公とそのバディーが
スーツ姿になるところは

「007」大好きなノーマン監督らしく
イギリスのスパイ映画みたいで素敵だった


なんて考えていたら

初代ジェームズ・ボンド
ショーン・コネリーの訃報が流れた

「007」の新作は延期になり、来年公開か?


ボンドガールさながらのキャット役の衣装は
小花柄、ツイード調スーツの若いセレブママらしい衣装

191㎝、長身のエリザベス・デビッキは
そうだ!ディカプリオの「華麗なるギャツビー」で
ジョーダン・ベーカー役が魅力的だった

画像2

今回は実際、息子の学校の送り迎えがあるママ役で
セクシーさよりママっぽかったのがおもしろかった

わけわからなくても
スパイ映画にぞっこんではない女性の私でも飽きさせない
リアルな世界観のつくり方がすごい!


この映画、どうも全部わからなくてもいいらしい
「考えるな!感じろ!」と映画の冒頭、主人公も言われていた

でももう一回みたら
また新しい発見があるのだろう

夢中で見終わった後「ぽかーん」としてしまう
たまにはそんな感覚を味わってもいいかもしれない

画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?