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楽弘入(12代) 古織部南蛮写杓建のご紹介

こんにちは。那加屋花冠です。
いつもお世話になっております。
今回は楽弘入(12代) 古織部南蛮写杓建をご紹介いたします。
皆さまは、楽弘入をご存知でしょうか。お茶をやられている方ならご存じの方も多いと思います。
作品はお茶碗ではなく、赤楽の「杓建て」で南蛮陶器を写したものです。漆塗りの落としが付いており花器としても使え、窯変の美しい作品です。
https://nakayacacan.thebase.in/items/74011882

その他にも作品を掲載しておりますのでShopをご覧ください。

略歴
楽家12代。安政4年(1857)〜昭和7年(1932)75歳。11代慶入の長男。明治4年(1871)12代吉左衛門を襲名。大正8年(1919)剃髪隠居して弘入と号す。箆目も強く、二重の幕釉を得意としている。赤楽には、青い窯変を出したものが多い。印は、大正8年(1919)に隠居するまでは「楽」の中央の「白」の右側が「8」になった「8楽印」を使い、隠居後は「楽」の中央の「白」の左右が炎のようになっている。明治23年(1890)長次郎三百回忌を執り行い、赤茶碗を300個作り、碌々斎筆の草楽印を使う。

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