ROMANCE DAWN

ひなた坂46

5回目のひな誕祭にて、日向坂46のアンダーグループの名称が「ひなた坂46」に決まりましたね。僕は日向坂46の立ち上げから応援できたわけではないので、こうして歴史の始まりを見られたことをとても嬉しく思っています。ひなた坂46LIVEも決定し、今後ますます目が離せない存在になっていくのは想像に難くないですね。
メンバーは1期生が2人、2期生が1人、3期生が3人、4期生が6人の計12人で、偏りがあるようには見えるものの、4期生が初の表題曲参加ということで、これから徐々にバランスが取れていくのかなと思っています。

ひなた坂46は統率の取れた集団になるのか

夢の推進力

日向坂46というグループは、一つの大きな目標を掲げてそれを活動の燃料として大きくなってきたグループだと思っています。デビュー前はもちろん「シングルデビュー」、デビュー後は「東京ドーム公演」。東京ドーム以降は不透明でしたが、現在は「宮崎フェスの成功と二回目の東京ドーム」を夢として掲げているかと思います。この目標はメンバー間のみならず、ファンとの絆の一助にもなっているかと思います。このグループにとって、「夢」はグループをまとめる鍵になっているわけです。もっとも、それはあらゆる団体においてそうだと思いますが。
それでは、ひなた坂46はどうなっていくでしょうか。もちろん、ひなた坂46は日向坂46の内部にある組織なので、日向坂46としては全員が同じ方向を向いているかと思います。しかし、アンダーグループであるひなた坂46が掲げる目標をひなた坂46メンバー全員が夢見ることというのはとても難しいことなのではないかと思います。その理由は「メンバーが毎回入れ替わる」ということと、「夢見てる場合じゃない」ということに尽きます。

夢見る少女じゃいられない

ひなた坂46のメンバーは、推している身として大変心苦しいことではありますが、「選ばれなかった子たち」です。そうなれば、彼女たちには諦める場合を除いて自動的に「選ばれる」という目標が設定されるわけです。この目標がまあ厄介で、従来日向坂46メンバーとして抱いていた夢に対して、選ばれるためにする努力は人によってまるっきり違ってきます。しかも、漠然と「ミーグリいっぱい買ってもらえるようになれば選ばれるかな」ということは分かりますが、正確な指標は彼女たちすらも分かっていなさそうな雰囲気です。
ひなた坂メンバーは仲間でありながら従来よりも明確にライバルで、「ひなた坂46」としての目標を立てたところで、「選ばれる」という目標を追い越してひなた坂46のために頑張るのはかなりの覚悟が必要な事でしょう。ですが、それがはたして悪いことかというと我々消費者側にとってはそうではないような気がしています。それは、「日向坂46」と「ひなた坂46」二つの異なる味を楽しめるからです。

日向坂食べ比べパック

日向坂46というグループは、それはそれはメンバー同士の仲が良く、そういうところを見てファンになった人も多いでしょう。その一方で、「選ばれる」必要があるひなた坂46では、今までにないギラつきを見せてくれるメンバーが現れると思っています。まさに先日卒業した齊藤京子さんのような鋭くて眩い輝きです。ひなた坂46メンバーの主な見せ場は「ひなた坂46LIVE」となるでしょう。そこではきっと今までの日向坂46のライブとは違う異質な雰囲気を味わえるのではないかと思います。各々が自分を深掘りし、どうすればもっと輝けるかを研究した末の披露の場がひなた坂46LIVEになると思うと、とてもワクワクしますね。統率の取れた集団でなくたって一人一人が並々ならぬ覚悟で夢を叶える道程を見せてくれるひなた坂46、グループとその夢を背負って立つ使命感で一体となって大きな夢が叶う道程を見せてくれる選抜メンバー。こんな豪華な食べ比べパック、食べなきゃもったいない。

終わりに

この記事は、ひなた坂46への並々ならぬ思いを言語化しようと試みた挙句です。正直、「ひなた坂46LIVE楽しみだね」以外の内容がありません。読みづらかったら申し訳ありません。FC先行も本日からスタートしているということで、”初代”ひなた坂46を見られるチャンスは今回しかないのでぜひ皆さんが歴史の証人になってください。僕は遠いので行けません。ここまで読んだ皆様ありがとう。お疲れさまでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?