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「ジブべ」を探す旅〜受けぬも迷子、受けても迷子のパーソナルカラー、イメコン診断〜


本日はパーソナルカラー、イメコンなどの診断と自分のマインドやモチベについて、改めて話をしたいと思う。
まだ受けるか迷っている人や受けて後に迷っている人にも一読頂けたら幸いである。

色々自分なりに勉強、考察する中で、
診断を受けてからはや半年経過…。
そんな私が個人的に刺さったネタから思う事を書いてみた。

◉「ジブべ」って何ですか?

ご存知だろうか?この話。

たまたま見かけた過去Twitterなのだが、
「ジブべ=パーソナルカラーに捉われすぎずに自分の好きなものを選ぼう、自分ベースで
という事を訴求してるトピックと理解した。
私を含めた意見の是非はあれ、かなりの反響があった事が伺える。興味深い。

◉一周回ってパーソナルカラーとかイメコン診断が飽きられる説?!


続いて私が昨年目撃したある新聞記事がなかなか衝撃的であった。

『うつろう化粧、内面を彩る』(2021.10月日経新聞)という記事である。

(会員限定記事のリンクにつき、全文ご紹介する事はできないため申し訳ない)


私が気になった要旨をまとめるとこんな感じ。 

◯コロナ禍においても化粧品のニーズは落ちておらず、メイクへの関心が高い

ルールに縛られず、自分なりの色をまといたいと考える人が増えた(パーソナルカラー診断も

影響している?!)

新しい「パーソナルメイクレッスン」が注目と人気を集めている。

◯例1
「メンタルコーチによるコーチング(聞き取り)+ヘアメーキャップアーティストによるメイクレッスンを受けられる」サービス。
事前の受講者の容姿確認等は無く(外見バイアスを外す)、あくまで本人の希望やなりたい姿をコーチングで明確化してそれを最優先にメイクレッスン

◯例2
雑誌やCMで活躍するメーキャップアーティストがメイクレッスンをしてくれる。
講師「(パーソナルカラーの)ルールに縛られすぎている人が多い」、受講者に直感で好きなアイテムを選んでもらう

『その人の心が動いたものを付けることにより気持ちが元気になる事が大事』というスタンス

◯例1や2のレッスン受講者の意見
「似合うものとされるものだけを身につけて、自分の『好き』に自信が持てなくなっていた」
「人の評価より自分の快適さを大事にしていいと思えるようになった」
参照:『うつろう化粧、内面を彩る』(2021.10月日経新聞)

いかがだろう?

なりたい自分を探すための「パーソナルメイク」はより深く、違った視点から更なる進化を遂げ始めている事が伺える。

また一方で「パーソナルカラー」が普及した事で「他人からみて似合う視点ばかりに気をとられ、本来の自分の「好き」に自信が持てない、見失う」という現象も起こっているという事実。

良くも悪くもイメコン診断で
自分のタイプ・属性が明らかになる事により、知らず知らずのうちに、
自分のタイプから外れてしまうものなら
「好き」でも避けてしまいがちになる
思考、バイアスが発生してしまう。

自分が自分を信じられなくなる?!

◉8割の他人と2割の他人の意見

そもそもプロが最終的に下す結論の根拠とは何か?ご存知であろうか?

ドレープではないけど、
多様な色の服やコスメを鏡の前で試してきた経験は誰にでもあるはず。
ぶっちゃけ、自己診断と何が違うのか?

私は初めて知ったのだが、こちらのブログと動画をご紹介したい。

「パーソナルカラーリストを目指す人向け」
に制作されたプロの講師の方のブログ内の動画である。
下の動画より「ドレープ反応」の違い等について語ってらっしゃる中で、

◉『パーソナルカラーは100%「この色が似合う」という絶対的な理論のものではない』

◉『プロのパーソナルカラーアナリストは客観的な目でその方が(他者から)8割の評価を得るのはどちらの色なのかを判断する』
(上記の動画より参照)

というパーソナルカラー理論の根幹とも言える大事な内容について語ってくれている。


8割の他人の評価を得る」か…

これはパーソナルカラーだけでなく、
他の診断にも言えそうな事だと感じる。
8割って多いのか?
少ないのか?
じゃあ残り2割の評価はどうなんだろう?!

8割の人が似合わないと応えても、
2割の人は似合うと言ってくれるかもしれない?!
考えるとよくわからなくなってくる(苦笑

ただ言える事は、
「似合う」「似合わない」の感じ方や捉え方は人により異なり、そこに100%の答えはない、という事だろう。

◉あなたのイメコンレベルは何年生?

「じゃあ、イメコンやPC診断って無駄?!」
「視野が狭くなるだけ?!」
「受ける意義って何なの?!」
と思われる方に。

こちらの記事がまたまた大変興味深いので是非とも迷子の方やご心配な方、ご覧下さい。

↑の内容の要旨をざっとまとめると、

【イメコン診断を人生に例えると?!】

他人から似合うと言われたもの、オススメのものをまとって褒められたら満足するレベル=赤ちゃん

似合うモノに対する反抗心や他のタイプへの関心が出てくるレベル=小学生

似合う似合わない別にして、とりあえず自己流で実際に好きな事を試してみる=中学生

好きと似合うものの折り合いを模索する=高校生

自分の方向性を固める=大学生

・様々な自分の姿を理解して、私はこの方向でいいんだと思える=晴れて社会人

「イメコン赤ちゃんレベル」ってw
なかなか辛辣な例えだが、
共感できるプロの見解だ。
「赤ちゃん」から始まり「社会人」を目指す。

(結構赤ちゃんレベルは多い気がするぞ…小声)

自分は中高生レベルくらいかな…と思いたいw

それはさておき、

冒頭に出てきた『ジブべ』というのは本来。
上の例えを借りるならば

「診断を受けて、自分をみつめて紆余曲折あった結果の先に…
イメコン大学生・社会人レベルに至ること」


を指すのではないのかな??
と、私はこの記事をみて考えたのであるが、
いかがだろうか?

そして真の「ジブべ」に至る頃には恐らく
自分一人で好きなもの、似合うものを
自分が満足して選びとる事ができるようになっている…
と信じたい。

◉まとめ


パーソナルカラーやイメコンの人気はまだまだ衰えないだろう。

私も診断後、ネットやSNSで同じパーソナルカラータイプの方やイメコンに関心の高い方をお見かけしたりやり取りをしたりして、「いち趣味」的な感じでそれはそれで楽しめていると思う。

ただそんな中「診断受けてもなお迷子」な方は多く、また別のアナリストや診断方法を試すor試したいと考える方がとても多い事に驚く。

それだけ「自分とは何者なのか?」という
謎解きに真剣勝負で挑んでいる方が多いという事だ。

私は「パーソナルカラーやイメコン」という診断とその思考について「正しい」「間違っている」という事を論じたい訳ではない。

ただ前述したように、
まあ受けたら受けたで、その先たぶん色々試行錯誤したり考えるべき事はありますよー」という事や

「その上で今のあなたに診断が必要か否か?」
今一度考えて欲しいという事です。


◉オマケと予告?!

◯「真のジブべ」を探すための実践と思考


「他人様に言う前に自分はどうなんだい?」
という事で、
最近の私と日常生活とイメコンについて、変化した事や実践している事を最終的に書きたかった…
のだが、長々しくなったのでまた今度に。
こんな感じの事をやっている。

●診断を受ける前のコスメの整理(PC分析)
●最初からアナリストのオススメを見ない
●プロのメイクをイメコン視点で眺めてみる
●自分の好きなテイスト別コスメブランドを探す
●そのコスメブランドのインスタライブを見る
●美容部員さんとの付き合い方 

◯休みの日は「NOルール日」好きなコスメ、色、メイク、自分の直感を大事にする日

という事で、休みの日が待ち遠しくなっているw

読んで頂きありがとうございました。








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