#波乗りでの新しい発見
久々に早朝から洗濯した。
ここクラブハウスは洗濯機まで完備している。洗剤や柔軟剤はアッシュから分けてもらっていたので、それを使った。
普段から自活しているので日本でやっていることをそのままこっちに来てやってるって感じなので苦ではなかった。むしろ、洗濯ロープも乾燥機もない状況で、どうやって洗濯物を乾かそうか!? を考えて工夫することの方がワクワクして楽しかった。
さて・・肝心の波は!?
まだ割れてはいないが、うっすらとウネリがあるようなので潮の満ち引きで多少ブレイクしてくれることを期待したい。
朝食を食べ終わった頃になると、クラブハウスの前にもサーファーの姿がちらほらと見えた。波は膝!なんとかできそうではあるが・・ココよりはワンサイズ大きいことを期待してトーキーに行ってみることにした。早速、ウエットスーツに着替えてトーキーに向かった。
思った通りだ。こちらはモモぐらいのサイズがあって、その上、リーフの端から乗れそうな波がたまにブレイクしていた。まだサーファーの姿も少ない今のうちに!と思い、準備運動もそこそこにパドルアウトする。
今日は、波に乗るというよりも・・波に身をまかせて、波に押されながら、そのバイブレーションを感じとってみる。ことをテーマにして海に入ることにしていた。
最近、上手い人のライディングを観察して気づいたことがあった。それは・・
意外なほどにリラックスして波に乗ってるってことだった。
何をいまさら!と思うのだが・・当時のオレは、サーフボードを早く動かせば波からの推進力というかパワーを得られるとばかり思っていた。
上手い人の波乗りは、要所要所では溜め込んだ力を一気に解放して技を繰り出しているようなんだけど・・技と技の繋(つな)ぎの部分では、意外な程にリラックスして波に身をまかせているようにも見えたからだった。緩急って言うのかな?
どうしても波のサイズがあると、緊張してしまって意識して力を抜くってことがなかなか難しかったけど・・波の小さい日だったらそれが試せるんじゃないだろうか!そう思っていた。
実際に試してみると、これがなかなか難しくて・・・浮力のないショートボードで何もしないでボードの上に立ち続けながら、波の力で押されバランスを取り続けるって想像以上に難しかった。
何度かトライ&メイクを繰り返してわかったことが・・余計な力が入らない方が海面からの抵抗が少なくなったようで、サーフボードが軽く飛ぶように走るようになった!と感じたことだった。
これは大きな発見だった。
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