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セブ島 語学留学‼️ Day14(オスロブ#1)

今日は土曜日で授業が休みの日。なので、バッチメイト10人と早朝から出かけてオスロブという場所までジンベイザメ(クジラのようにデカいので現地ではホエールシャークと呼ばれます)と一緒に泳ぎながら間近でウオッチングしに行ってきます。オスロブという場所は、サウスバスターミナルから高速バスに乗って約3時間走った所にある、意外と遠い場所なのだ。セブ島は小さいといっても、人が移動しようとするとそれなりに広いのです。

早朝5時・・外はまだ真っ暗だ。東の空が薄っすらと明るくはなってきているが、バスターミナルに着くまでは薄暗いだろうね。学校敷地内のカフェテリア(食堂)前にパラパラとバッチメイトのみんなが集まってきた。『セブ島に来たなら絶対に行くべき観光名所!』と先生に言われていて今日やっと実現できる。

早朝だとジプニーもまだ走っていないので、電話でタクシーをお願いした。待つこと30分。3台のタクシーに分かれて乗り込んでサウスバスターミナルを目指す。

CEBU  south  bus  terminal(通称 サウスバスターミナル)は、細長い形をしたセブ島の真ん中にあるセブ市(CEBU  city)の南部にあります。セブ市の北部にはノースバスターミナルがあり、セブ市の北部に行く時の出発点となります。今回、向かうオスロブは、セブ市の南部にあるので、サウスバスターミナルが出発点となるわけです。北と南のバスターミナル間を結ぶバスはなくて(セブ市内はバスが走っていないってこと。例外はあるみたいだけど・・)この間の移動は、ジプニーやタクシーを使うことになります。この辺りの住み分けがしっかりできているのが面白いところです。

さらに・・セブ島の面白いところは・・タクシーをバスターミナル内まで乗り入れるなら10ペソ余分に払いなさい!とタクシー運転手が言ってくることです。理由は、タクシーでターミナル内に入るのは大変だからってことなんだけど・・どうなの!これは!確かにターミナル内はバスや車だけではなく人もワサワサいるので入ってしまったら身動きが取れなくなることは想像がつきます。効率を考えてキチンと区画整理がされた日本の道路事情からは考えられませんけどね。国が違うと文化や考え方も色々違います。だけどねぇ・・・そこをなんとかするのがプロなんではないの?と言いたくなる気持ちは置いとくことにしました。

まっ!そういう訳なんでバスターミナルから少し離れた場所でタクシーを降りることにしました。降りた場所からバスに乗るためのバスターミナルまでは距離にして100mぐらいですが、早朝にも関わらずとにかく人が多いです。人混みをかき分けて辿り着いたバスターミナルは入り口から奥に向かって細長い建物になっています。入り口も雑多な感じです。階段に座り込んでいる人が多いです。通路に沿って奥へ向かって歩いていくと、行き先ごとの乗り場があるのです。オスロブ行きのバス乗り場は少し奥まった場所にあり、日本のような親切な行き先表示などは無さそうでした。なので・・片っ端から声をかけてオスロブ行きのバス乗り場はどこでしょうか?と尋ねて回ることにしました。

『オスロブ行き?』『あぁー!あそこだよ!』

教えてもらった場所に行ってみると・・『このバスはオスロブ行くよ!』『このバスもオスロブに行くぞ!』『いやいや!このバスもオスロブに行くよ!』ってオスロブ行きのバスが何台もあることを知った。と言うか・・・何で⁉︎ 複数台⁉︎

色々と聞いてみて分かったことなのだが・・バスにも金額によって色々とグレードがあって・・エアコン付きバス、そうでないバス。比較的新しいバス、どうみてもポンコツなバス。

安いものと言っても、セブ市民が日常の足にしているジプニーやバイクの二人乗りに比べたら高いバス運賃。エアコン付きバスなんてもったいない。とにかく安いのにしようよ!というニーズもあるのでポンコツバスからエアコン付きバスまで幅広く操業しているようです。オレたちは観光客なので少し高くても快適なエアコンバスにしようよ!って即決で意見がまとまりまして・・いざ交渉!

もともと事前予約のようなものはないので座席はみんなバラバラでしたが、何とか一台のバスに揃って乗車することができそうです。バスの出発まであと30分ほどあるようなので、運転手かバスの乗り口にいる乗務員に『ちょっと朝ごはん買いに行ってきます!』と一声かけて買いに行きました。

というのも・・ここセブ島では日本のように出発時間が過ぎてもみんなが揃うまで待ってくれるということが、ほぼ無いようなのです。時間がきたら無情にも走り去られてしまった。ということも学校内で聞いていましたので、ここはシッカリ時間厳守!出発時間5分前までに戻ってきました。誰に頼まれたわけでもないですが・・一応バッチメイトの10名が戻ってきてるか確認して、まだきていない人がいたのでバスの入り口に立っていた乗務員の人に話かけたりしてバスの発車を阻止してました。バスの出発時刻を過ぎてるのに、まだ2人ほど戻ってきていません。これはヤバイぞー!バスが出発してしまう。ガッタン!無情にも入り口のドアの閉まる音が車内に響き渡ります。『待って待って!まだ揃ってないから。』『・・・』運転手さんシカトです。幸いにも・・ここサウスバスターミナルは、効率というものをまったく無視した作りになっているので、すべてのバスが頭から突っ込んで入場し、バックでいったん後ろに下がってから方向を変えてから出発するという。何とも面倒なことをやっているわけです。このバスがもたついている時間に戻ってきていなかった2人は救われました。『あっ!あれ!運転手さん止めて!あの2人乗せてあげて!』『はぁ⁉︎』って顔されましたが・・無事、2人はバスに乗ることができました。ほんとだぁー!本当に揃っていなくても走り出しちゃうんだぁー!驚きというか・・ちょっと感動!   つづく!!

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