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東京パラリンピック勝手に言わせていただきました。車椅子バスケ男子🏀サイコォー‼️

ヤッタァー❗️JAPANがアメリカと堂々と渡り合って悲願の銀メダルゥ❗️金メダルは逃したけど、世界王者アメリカを最後まで苦しめた日本チームの戦いっぷりは涙腺(るいせん)うるうるでした。

先般のオリンピックでは、女子バスケットボールチームが決勝でこれまたアメリカと堂々と渡り合っての悲願の銀メダルを獲得したばかり。その余韻(よいん)も冷めやらないまま、またしても日本のバスケットボールが世界を驚かせたねぇ!

今回のパラリンピックでの車椅子バスケットボール男子は、少ないチャンスである開催国枠を生かして確実にメダルを仕留めた形になった。幸先よくコロンビアを63−56で負かしてから・・あれよあれよと勝ち上がってきて、決勝では前回大会(2016リオデジャネイロ五輪)金メダルのアメリカ相手に終わってみれば・・日本 60ー64 アメリカ たったの4ポイント差での敗戦だった。試合終了のホイッスルで日本選手たちが泣いていたのは悔し泣きだろうけど、驚いたのはアメリカチームの選手が泣いていたことだった。勝ててよかったぁ〜!ホッとしたよぉ〜!って涙だったかもしれない。

前回大会金メダルチームのアメリカといえども、日本チームの強さ、特に堅いディフェンス(守り)からの早い攻撃に、何度もピンチになって苦しめられていた。金メダル獲得は必須を目標に掲げて臨んだディフェンディングチャンピオンも、試合時間40分の中で『もしかして⁉︎オレたち 日本に負けちゃうかも⁉︎ 』そんな背筋の寒くなる時間帯が沢山あったんじゃないかな⁉︎と思う。

コロンビアを63-56、トルコを67-55で破って予選リーグを2位で通過したことも、日本の車椅子バスケットボール界にとって史上初めてのことだった。その勢いのまま決勝リーグでは、準々決勝でオーストラリアに61-55で勝って、準決勝ではイギリスに79-68で勝って、アメリカの待つ決勝に駒を進めてきた。

決勝戦でも日本チームのキーマンは鳥海(ちょうかい)選手だった。鳥海選手といえば車椅子の片輪を浮かせて高さを出した ”ティルティング” というシュートがとても印象的だった。その姿を形容して・・”翼を広げて舞っているようだ” と言われていた。予選リーグのコロンビア戦でトリプルダブル(得点、リバウンド、アシストで2桁)を決めて、相手チームだけではなく、その後、対戦するであろう各チームにも強烈に存在感を印象付けたに違いない。その時の強烈な印象のまま、トルコ戦、オーストラリア戦、イギリス戦、アメリカ戦でほとんどの時間、縦28m横15mのコート内を華麗なチェアワークを駆使し、縦横無尽に走り回ってチームの勝利に貢献していた。その姿は、日本女子バスケットボールのキーマン町田瑠唯(まちだるい)選手みたいだった。

車椅子バスケットボールは、下肢(かし)などに障害がある選手が対象ではあるが、障害の程度や運動機能によって、各選手に持ち点(障害の重い方から1.0〜4.5)が付けられ各チーム力(コート内の選手5人の持ち点が合計で14.0になるようにする)に偏(かたよ)りがないようにルールが決められている。鳥海選手は、持ち点2.0と比較的に障害の重い選手だ。それでもこれだけの大活躍である。

比較的に障害の軽い、持ち点の高い香西選手、藤本選手、秋田選手がポイントをとっても嬉しいけど・・・ローポインター(持ち点1.0〜2.0)の河原選手、藤本選手がポイントした時は喜びも格別だ。”それぞれが自分にできることを全力でやり切る”こういう点が車椅子バスケットボールを魅力的にしているんだろうなぁ!って感じた。それにしても車椅子バスケットボールは面白い。

パラリンピックに最優秀選手賞というものがあるのであれば・・日本チーム12人(豊島、鳥海、河原、古澤、赤石、宮島、藤沢、藤本、高松、秋田、岩井、香西)全員に差し上げたい。まさにチーム一丸となって勝ち取った銀メダル!素晴らしいの一言です。

日本の鳥海選手のように・・各代表チームには、それぞれに大活躍した選手たちがいた。オレ的に注目したのは、イギリスのチャウドリーとアメリカのセリオだ。イギリスのチャウドリー選手は、ヘッドコーチ兼任選手として身体も脳みそもフル稼働での活躍だった。アメリカのセリオ選手は・・・凄すぎて、何も言えません。とにかくどんな体勢からでも確実にシュートを決めてくるフィジカルの強さは、脱帽です。今回の決勝戦では1人で23得点!だったかな⁉︎ 日本の堅い守りを持ってしても完全には抑えることができなかった。是非、日本チームの鳥海選手に目標としてほしい選手だと思いました。鳥海選手ならセリオのような、シュート、ドリブル、パスの精度、チェアスキル、判断力の全てに於いて一流と呼ばれるビックプレーヤーになれる。と、信じている。

車椅子バスケットボール男子チームも、女子バスケットボールチーム同様、3年後のパリ・オリンピックでの大活躍を期待しないわけにはいかない。

期待してるぞ!日本バスケットボール!!バスケットボール最高!!!

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