スリランカ サーフトリップ Day1

インド洋に浮かぶ小さな島、スリランカ。
日本との時差は3時間30分。スリランカでは3時間30分、時間が戻ることになります。成田空港からは、国際線(スリランカ航空UL455便)で約6時間の空の旅です。オレたちを乗せた飛行機は、日本時間の11:35に出発して、スリランカのコロンボ国際空港に到着したのが同日の17:25でした。

セイロン紅茶が世界的に有名なこともあり、その上、セイロン島と呼ばれていたこともあってスリランカという国の名前よりは、国際空港のコロンボという名称の方が知れ渡っている感じです。
その上、コロンボは、スリランカの南西にある小さな国モルディブに行く時の乗り継ぎ地点となっているため、空の玄関口としても知名度が高い印象を受けました。

今回は、いつもの一人旅サーフトリップではなく、友人のB(ビー)とトリップしてきました。急激に発展しすぎて、どこか忙(せわ)しなくなって きていたバリ島を避け、ゆったりとした時間が流れているであろうスリランカをチョイスしました。
サーフトリップ先としては、マイナーな場所であり国ですが・・
インド洋に面しているスリランカには、南半球を移動する低気圧によって発生したスウェルが回り込んで、時には良い波がたつようなのです。波のサイズこそ、他の国々の波には劣っていても地形の良いポイントでは、コンスタントに形の良い波がブレイクしているそうです。期待できます。

空港でのイミグレーションの長ぁ〜い行列から解放され、屋外へ出て大きく深呼吸すると南国特有のなま温かい空気に一気に肺を埋め尽くされました。やっと着いたぁー!ついにスリランカ に来ちゃったなぁー!
スモーカーであるB(ビー)は、まず一服。ぷはぁ〜!何だかんだで6時間以上はタバコを吸ってないんだから・・こういう飛行機移動の時は大変だなぁ!

今回の旅でお世話になる宿では、空港と宿を送迎してくれるのでドライバーさんがいるはずなのだが!? はて!?
ロビーでキョロキョロ、ウロウロしているとボンバーヘアのいかにも現地の人って感じの人から声をかけられて無事に合流!時間はすでに現地時間19時です。

空港から宿のあるヒッカドゥワという場所まで3時間半ぐらいはかかるそうなので
早くても22:30に宿に到着予定です。意外と遠いのね。
もちろん一般道を走っての移動時間です。ドライバーさんは大変です。
葉っぱをスパスパやり、目を真っ赤に充血させながら・・それこそ爆走です。
宿から空港まで・・そんで、また宿まで戻って・・7時間ぐらいは運転していることになります。仕事とはいえ大変です。
急ぎたい気持ちはわかりますが・・安全運転でお願いしますね。

とはいえ・・信仰心の厚いスリランカの人々。ドライバーさんも信仰心の厚い方でした。
どんなに、グワー!って爆走していても、街中の所々にある供物(そなえもの)の前で必ず車から降りて手を合わせていました。
そして、お祈りが終わるとまた、グワー!爆走!
そして、供物(そなえもの)がある場所に来ると車を止めて・・・と、ヒッカドゥワに到着するまでに何回も繰り返されました。
日本人には無い厚い信仰心でしたね。スリランカ が仏教の国だということが肌で感じられた一面でした。

スリランカは全体的にどこを走っていても暗いです。
民家や店らしい建物があるなぁ〜と思っても、そこもやっぱり暗かったです。
なので・・やっと、ヒッカドゥワに到着しても暗くてどこが宿の入り口なんだかわかりません。なんか凄いところに来ちゃったなぁ〜!ってB(ビー)と顔を見合わせてしまいました。

現地のロコボーイには、お近づきの葉っぱをいっぷく勧められプハ〜!
クラァ〜!空腹には応えます。早く何か食べなければ・・

宿のエントランスで手続きを済ませてから向かった先は食堂です。
宿から歩いて数分のところにありました。時間は、ずいぶん遅いはずなのに店が閉まりそうな気配すらありません。お客さんもまだいます。
早速、ビールで乾杯!いやぁー!ついに来ちゃったねぇー!
ビールと食事で長旅を癒(いや)しつつも、明日からの波乗りに期待を込めて就寝!
日付はすでに翌日になっていました。


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