#Thank you! オーストラリアJan Juc!
オーストラリア滞在も、あっ!という間に2ヶ月がたった!
早かったぁ! この先、これだけまとまった時間を波乗りについやすことができるのだろうか?
そう考えると・・ココでの波乗りも今日が最後かと思うと複雑な気持ちになる。
この2ヶ月間、毎日のように繰り返した一日のルーティンを頭に思い浮かべてみる。ベジマイトを塗ったトーストとインスタントコーヒーで朝食を済ませ、ウエットスーツに着替えて入念にストレッチングで身体をほぐしてからパドルアウトする。
どれだけの回数、同じ動作を繰り返しただろうか?
明日から、それもできなくなるかと思うと無性に寂しい気持ちになる。
今朝はクラブハウス前の膝サイズの波で、最後の波乗りをした。波待ちをしながら、今日までの様々なことが脳裏をよぎっていく。良い波に乗れた思い出もたくさんあるが、海に集まってきた人々と交わした言葉の数々が鮮明に思い出される。その時にかわした言葉の一つ一つがオレの人生を豊かにしてくれた。
英語力の上達とまではいかなかったが、ボキャブラリーが増えたことは間違いない。英語のことを何も知らないでオーストラリアまで来てしまったことが昨日のことのようだ。
2時間ぐらい海に入って、オーストラリア滞在最後の波乗りを終えた。もう思い残すことはない。
シャワーを浴びて、着替えていると、いいタイミングでティムが車でやってきた。借りていたレトロシングルフィンを車に積んでティムの家まで乗せて行ってもらった。
ティム家に到着!
開口一番『サーフボードはどうだった?楽しかったかぁ?』とティム父さんに聞かれた。『とても楽しかったよ!貸してくれてありがとうございました。』とお礼を伝えた。
その後、昼食をご馳走になりながら、滞在中の色々な出来事を話した。みんなでペンキ塗りした後にウインキーポップで波乗りしたことは一生の思い出になった。
『明日、日本に帰ります。色々とお世話になりました。』
ティム父さんとティム母さんにもホントお世話になった。感謝の気持ちでいっぱいだ。2人と順番にハグしてそこで別れた。
別れ際に・・『またJanJucに来ることがあったら遊びに来いよ!』とまで言ってくれた。感激して目頭が熱くなった。
オレの乗った車が走り去る時も、2人はそこに立って手を振り続けてくれていた。
車を運転してくれていたティムにも感謝の気持ちを伝えた。
思い返せば・・誰よりもオレと一緒に海に入ってくれたのはティムだっだ。波が小さい時も、波がデカくてオレがビビってた時も隣には必ずティムがいてくれた。それだけで、どれだけ心強かったか!
アンジェやロイ、それにサーフクラブの人達一人一人とはお別れができなかったのは残念だけど・・『みんなのおかげで最高の思い出ができた。ありがとう!』ティムに伝言をお願いした。
ティムともガッチリ握手を交わしてハグしてお礼を伝えた。
『ホントありがとう、ティムのおかげで最高なオーストラリアを過ごすことができた!』
走り去っていくティムの車の後ろ姿を眺めながら・・目頭がジーンと熱くなってくるのを感じていた。
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