日記 #143「死ぬ夢」

・夢を見た。僕が難病で、ゆっくり死んでいく夢。
死ぬ寸前の病床で、僕の情報端末をすべて濃硫酸で溶かして消去してほしいとNomakuroくんにお願いした。ツイッターのパスワードを彼に教え「poniyamaは病気で死にました」とツイートしてくれともお願いした。
ゆっくり意識が遠のいて、「あ〜〜死ぬって穏やかなのもあるんだ…」って思いながらスーーと全てが閉じていく感覚を得た。閉じた先で開いたのは現実世界の天井だった。
「死んでなかった…」とびっくりした。

・SHIROBAKOを見ている。大変すばらしいアニメだ。12話の「えくそだす・クリスマス」の美しさに思わず涙した。杉江さんが自身の立場を見つめ直して、新たな価値をつかみ取ろうとしたことはもちろん、その一滴が会社に落ちることで波を生み、小笠原さんのようなベテランに火がつくのがとても美しかった。

僕はやっぱり人間の内面から湧き上がる行動意欲のようなものに弱い。また、SHIROBAKOは人間の成長が十人十色であることを描いているのも良い。有り体な言い方をすれば「人間いつだってやり直せる、再スタートを切れる」というテーマにとても誠実に向き合っている。監督のぷる天の失敗は大きく、かといってえくそだすの成功も一筋縄ではいっていない。最終話のコンテの遅延も、決して褒められるような商業作家精神ではないかもしれない。しかし常に「それでも、もう一歩」という価値観が提示され、キャラクターはあがく。このあがきこそが、人間的な成長なんだろう。SHIROBAKOはその描き方にとても誠実だと思う。

結界師にも「もがいた魂は、最上級の輝きを放つものなんですよ。」というセリフがある(僕はこのセリフがとても好き)。どうしてもそこに、人間の美しさを見たくなってしまう。

最終話まで見たらどうなってしまうんだろう。楽しみで怖い。

・パスワードマネージャーを導入しました。SafeInCloudというものです。今まで似たようなパスワードを大量に運用していて、さすがに情報系の人間でこれはまずいんじゃないかと思って導入に踏み切った。メインで使うアカウントのパスワードを大方変更し、SafeInCloudに保存した。クラウド経由で同期できるので大変便利である。なんで今まで使わなかったんだろう(KeepassXCとかいうのがクソほど使いにくかったからパスワードマネージャに忌避感があったからです)

AES-256で暗号化されるので安全性は問題ないだろうし、ガンガン他のパスも登録していきたい。あと買い切り型なのも大変お得である。最近のパスワードマネージャーはほとんどがサブスク型だしね。

あとはマスターパスを僕が忘れないようにするだけ