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日記 #153「旅情・実写・羊羹」

・久々の日記です。いつも久々だな

・病状がすごく悪い。労働との嚙み合わせも悪すぎる。ここぞという時のためにもらった抗不安薬を毎日のように飲んでいる生活が続いている。次の病院ではさすがにそれを伝えます。暗い話終わり。(これを書いていた時はかなり悪かったけど、今は少しだけマシです)

・アニメ『どぅーいっとゆあせるふ』の聖地巡礼として新潟県に行ってきた。とても楽しく、有意義なものであったので長文の感想を書いた。

これがかなり好評で、聖地巡礼界隈(?)の人にかなりRTしてもらい、良かったですとのリプライをたくさん頂いた。大変ありがたいことだ。しかも、当事者(?)である、制作側や聖地化の取り組みの中の人にも届き、読んで頂いた。

まず、どぅーいっとゆあせるふのプロデューサーである岩瀬智彦さんに読んで頂いた。記事内の言葉を引用して、引用RTまでして頂けた。さらにアニメのタグまでつけて。本当に嬉しいね。

そして、どぅーいっとゆあせるふのアニメーターで聖地巡礼スタンプラリーの景品としてもらえるファイルのイラストも描いている加藤けえさんにもRT頂いた。嬉しい。

記事内でも直接言及したTREEの取締役である中川祐稀さんにも引用RTして頂いた。取り組みが伝わっていることが嬉しいと仰っていただき、こちらこそ嬉しいですという思いに。

さらに、Twitterではなくnoteのいいね欄にはなんと三条市市長の滝沢亮さんの名前が。訪れた地域の市長さんにまで読んでもらえるとは思っていなかった。

そして普段付き合いのあるフォロワーからもちらほら反応があり、嬉しかった。オタクの人から「これもまたアニメだ.…」と言ってもらうことができ、「アニメ」をやれていることに涙。

以上嬉しかった話です。

・PS3の頃からゲームは「これもう実写だろ」と言われ続けてきていると思う。ただ、ある頃からもうゲームは実写ライクにすることとは別の道を選んでいると思う。

ゲームの3Dグラフィックは、たしかにある程度のレベルになるまでは、実写ライクに、というか迫力を出すためにリアルさを追求していたと思う。でもゲームに本来求めるのはその”迫力”の部分であって、実写と見紛うことは必須の条件ではない。

最近のゲーム(UE5をイメージしています)はもう実写っぽくすることはどうでもよくなってきていると思う。ただひたすら美しい画面を構成することに舵を切っているように感じる。

Unrecordのトレーラーがわかりやすいと思う。このゲームは”もう実写じゃん”をひたすら貫いているが、他の新作タイトルとは明らかに画のつくり方が違う。Horizon Forbidden Westとか、FF16とか、Cyberpunk 2077とか、ああいうゲームは美しさのために嘘を織り込む美学があるけど、こっちは本当に実写なのかわからなくなるところに軸足を置いている。

そう考えると、実写だと思うことの要件というのは、それが「見たまんま」であることだと思う。アクションカムの映像であるならば、その特性が考慮された画質やノイズを含む見栄えでないとならないし、肉眼で見たような風景ならば、ド派手さのためのカラーグレーディングは排さないとならない。

そこが決定的な境目かもしれない。何が言いたかったかと言うと、「もう実写じゃん!」はあまり今のゲームの褒め言葉にはならなそうってこと。

・ヤマノススメNext Summitを最後までみました。

泣いたね。あぁ泣きました。

どこで泣いたのかというと、まず羊羹のシーン。そこ?って思う人もいるかもしれないけど、あそこ本当に素晴らしいよ。

何がそんなによかったのか、端的にあのシーケンスはあおいとひなたが互いに支え合って補い合う関係であることを示しているから。ひなたが何かを達成するために犠牲にしたそれ(羊羹)は、重要な局面であおいによって補填される。あれだけ悩んで削ったつもりだったけど、重要なことはお互いで持ち合えばよかったんだという心強さが表現されている。あおいもまた然りで、二度目の高山病で挫けそうになった時に寄り添ってくれたのはひなたなんだ。ひなたが看病してくれたおかげで元気になったというようなシーンではなく、ただそこに居てくれるだけで、心の中の硬い部分がすこしずつほぐれていく。そういった趣が山小屋での食事シーンに表れていたと思う。

次に泣いたシーンは、手紙のシーン。まあ、泣くよね。

あのシーンの良い部分は、あおいが未来を見据えている点だと思う。あおいは今まで新しいものや変化を拒絶する性格が描かれていた。新しいクラスも怖い、川釣りもやったことないから興味ない、そして山も怖かった。そんなあおいが、少しずつ成長して様々なものを吸収しているであろう未来の自分について考え、手紙を出した。これほど感動的で、そしてヤマノススメNext Summitが何を描きたかったのかがわかるシーンがあるだろうか。感服。

直前で、これは「ひなたに宛てた手紙だ──────ッ!」と絶叫したが、それを上回る描写に、デッカチャンになってしまったね。(成長を描いていることに”気づいちゃった”ので)

ヤマノススメは4期やって1年生が終わったので、大学編も含めて、あと24期できるね。よろしくお願いします。


・では、また。


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