日記 #147「眠気の惑星」
・日記です。
・業務中だがあまりにも眠すぎるのでこうして文章を書いている。少しでも脳に空白が生まれるとその隙間に眠気が液体のように流入しあっと言う間に眠気で満たされてしまう。
・学会が連続していて忙殺されている。忙しいと嘆くことができるほど密度高く作業できているわけではないので、あまり忙しいという言葉を使いたくないが、さすがにやることが多くて嫌になっている。
作業のたびに思うが、英語圏の人間はもちろん英語の原稿や発音や質疑応答に悩まないというのだから恐ろしい。非英語圏に生まれるだけで発生する苦しみがある。
まあ日本人のバカ学生なので英語できなくても許してちょって免罪符を掲げている節はあるのでなんとも言えないけど。国内学会は日本語なりの苦しみがある。
・前にも書いたかもしれないけど「忙しい」って言葉を使うのをなんとなく躊躇ってしまう。常にタスクに向き合っている訳じゃなく、嫌だなあと思ってダラダラ時間を浪費していることで作業時間が圧迫され結果的に擬似忙しい状態が生まれている気もしていて、気持ちを切り替えてテキパキやれば普通の量なんじゃないかという疑念がつきまとう。
そういう意味では気持ちを切り替えてテキパキやってもやることが終わらん真の忙しさに僕はまだ置かれていない。
いやまあ普通に忙しいんだけどね
・DUNEを見ました。砂の惑星のやつ。グランドシネマサンシャイン池袋の超巨大IMAXシアターで見たので本当にすごかったです。
まず、ストーリーが超絶面白かったかと言われたら特にそういうわけではなかったかも。SFを謳っているものの話の構造は中世ヨーロッパ的価値観をベースにした軍記物という感じで、あまりSF的ギミックが構造そのものに介入してくる感じもなかった。ファンタジー軍記物が好きなら好きだと思う。個人的には好みど真ん中というわけではなかった。ちゃんと面白かったけど。
それと、本作はpart1ということで続きがまだあるので、起承転結で言えば起から承の前半にかけて、という感じだったと思う。なのでまだ話の全貌も見えず、ここからさらに広がっていくという状態で本作は終わった。なので話の評価は全部見た上でしたいと思う。
次に本作の主軸(と僕が勝手に思っている)映像表現についてだが、これは本当に素晴らしかった。IMAXで見たからというのもあるが、シネスコと1.43:1のスケールがシーンによって切り替わり、巨大空間やテクスチャーを際立たせる描写がされていて圧巻だった。単にスケールが大きいというよりも、空間や質感に神秘性をもたせて描かれていた。登場する神話的モチーフともその表現が合致して素晴らしかった。
それと劇伴もとても良かった。戦闘シーンにはパーカッシブながら重厚で闘いを鼓舞するような曲が使われていて闘いそのものを神聖視する視点が含まれているように感じたし、その他の曲も荘厳さや神秘性をとても重視しているように感じた。
2が楽しみです。
・眠すぎる、、、
・新しいフライパンを買った。通常のコーティングのやつと6倍強靭コーティングというやつがあって、悩んだ末1000円以上高い6倍コーティングのを買った。フライパンのコーティングは強ければ強いほど嬉しい。6倍だぞ、6倍。
・お香を買った。HEMのバニラです。煙がたくさん出るので驚いた。思ったよりモクモクになる。香りはバニラなのかよくわからないけど甘い香りがして良い。
煙がツーと立ち昇っているだけで、機械だらけの”静”の空間に煙という”動”の要素が持ち込まれるので、空間に良いノイズが付加されて癒やされると思った。今後はこれを炊いて読書とかしようかな。
・それではまた
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