英米文学演習Ⅰ part２

スクーリングでのみ履修できる科目です。
　※202102月　合格

前年度にうけたスクーリングと合わせての評価で、Sでした。

学部卒業のための選択必修単位です。

演習科目はこの英米文学演習Ⅰ～Ⅲと、英語学演習Ⅰ～Ⅲの二種類があり、スクーリング１回につき単位１を取得できます。Ⅰ～Ⅲにわかれているのは便宜上で、Ⅰを受ける人もⅢを受けるひとも同じ講義を受けます。ただ自分がうけるのが１回目か２回めならばⅠ、３回めか４回めならばⅡ、といった具合に登録します。

スクーリングを２回取ることで１科目の履修が完成するという仕組みです。
学部卒業のためにはこの演習科目の中から選択して３科目6単位とる必要があります。

通常この演習のために6回遠征せねばならぬというのが地方学修生にとって学部卒業を目指すのがキツくなるといっても過言ではないわけですが、私が入学した2020年秋はコロナ禍のため、こちらがオンラインで開講されており、自宅にいたまま受けることが可能となりました。ありがたや。

本来は卒論が英語学方面ならば英語学演習、英文学方面ならば英文学演習のみで６単位完成させるべきものであるように思いますが、私は上記のような都合から、オンラインのうちにとっておきたい！！というのと、卒論は教育学なので微妙にどっちとも言い切れないようなところもあり（というか話せば長くなりますが本当は英文学にしたかったんですがなんかこうなってしまい）、英語学演習・英文学演習、どちらも平行して受けています。これが思いの外楽しいので、オンラインが続く限りは６単位取り終わっても続けてとりたいなと思っています。

2021年スクーリング＠オンデマンド

というわけで二度目の英文学演習、前回はじめてとった際に、授業前にもっと指定図書を読み込んでおけばよかったなと反省したので、シラバスが発表された途端に翻訳本を購入しました。

日陰者ジュード（上）

タイトルからしてめっさ暗い（笑

映画もあるようでしたが私は本を読むほうが好きなのでそちらで読みましたが、私は上記リンクのものではなく、上下巻が1冊になってる分厚いやつを購入したんですがかなり手が痛く、読書姿勢に大変困ったので別れているもののほうが読みやすいのではと。っていうかキンドルでいいのか（笑

で、この作品がもう、めっちゃ面白かった！宗教のことはよくわからん私でも当時にコレはかなりの問題作だっただろう、っていうか今多されても問題作すぎるわコレ。

こうして授業に取り上げられなければ自らすすんで読むようなものでもなかったと思うので、この作品に出会えただけで本当に収穫でした！

授業はすべてオンデマンド、配信が始まったときには朝に動画がでて課題がその夜締め切り、という感じの働く大人に大変不親切な時間設定でしたが、クラスルームでその旨を伝えると変更に応じてくださり、また土日の授業もZoomではなくオンデマンドだったので普通に仕事をいれてしまっていたら、昼に課題を発表し１８時に締め切ります、みたいなこれまた無茶なスケジュールで、私は４時半頃に拘束解除される予定だったのですぐに近くのスタバに潜り込んで試験問題を解き、送信しました。ぜいぜい。

ただ、これも締め切りを結局のところは２１時あたりまでのばしてくださいました。が、私の場合遠方での仕事だったため、家まで帰った後だと家事もしなきゃでかえって取り組む時間がないのでスタバで提出しました。

なんだか自分が大学生してるなぁという体験に浸れてこれはこれて楽しかった（笑

授業はストーリーのほんの一部を読み解いていくというスタイルでしたが、毎回プリントが作られていて、語彙もびっしりのっているので翻訳しまちがえるわけないわな、これ、というような感じで、平日のオンデマンドをきっちり受けていれば試験もあまり苦労するようなものでもなく、楽単だったと言えると思います。

余談ですが、先日通信生仲間とZoom飲み会をした際に、この時の先生のモノマネをしたらめっちゃくちゃウケてました。多分、わりと似ている。