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人気のポンデベッキオnote

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2023年10月の記事一覧

若者よ、定期預金をしろ

SNSなどでは”お金の使い方”についての話題が人気である。 『若いうちは人生で一度しかないからどんどんお金を使い欲しいモノを買い素敵な体験をしよう。自己投資して将来稼げる能力を身につけよう。お金を使うことで人の人生は光り輝く。お金を使ってもそれ以上に稼げばいいじゃないか。人生小さく終わるな。太くいこうぜ!』 SNSでは何の仕事をしてるんだかよくわからないキラキラインフルエンサーたちがそうフォロワーたちに呼びかける。 しかしそんなSNSの風潮に対して筆者は声を大にして言い

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なぜ結婚できない高学歴男子が増えてしまったのか?

社会不適合インテリたちのトー横ツイッターでは、学歴や頭の良さ、IQやセンター試験の点数がよく話題に上がり、頭脳明晰であることの重要性が語られている。MARCHなんて入学できて当たり前。東大京大早稲田慶応……早々たる一流大学の卒業生たちが集まり日夜学歴バトルに勤しんでいる。 そもそも明らかに人より頭が良い人、高学歴な人とはどのラインより上の人たちなのだろうか? ツイッターに浸かりすぎると感覚が麻痺してしまうが、2019年の段階での大学進学率は56%であり、その中で難関大学に

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明るく楽しい”失われた30年”、平成とはどんな時代だったのか?

平成という時代は一体どのような時代だったと言えるのであろうか?我々ロスジェネ世代が青春時代を過ごした平成という時代について今日は総括してみたいと思う。 平成時代とは1989~2019年のおよそ30年間続いた時代のことであり、”失われた30年”と呼ばれることも多い。何が失われたのか?それは”経済大国ニッポン”だ。 平成の30年からを1990~2000, 2000~2010, 2010~2020年の前期、中期、後期の3つの期間に分けてみていこう。 平成の前期に起きた最も大き

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フルタイム共働き夫婦は幸せな家庭を築けるのか?

ツイッターで今最も熱い話題なのが、ノーベル経済学賞を受賞したゴールディン博士による『男女賃金格差』の研究内容だ。 ゴールディン教授の主張の中で最も注目を集めているのが、『男女の賃金格差は女性差別や家事育児の押しつけなどではなく、上昇婚を成し遂げ金銭的余裕を獲得した女性自身が、子供が生まれたことをきっかけに”ハードワーク”から下りることを望むため』という”賃金格差は女性自身の行動によってもたらされている”という結論である。 ノーベル賞を受賞した女性である博士が、従来のフェミ

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”やり返したらダメ”という呪い

有名なネットミームに”争いは同じレベルの者同士でしか発生しない”という言葉がある。 相手の攻撃にマジになって反撃するのは同じ低レベルなものだけで、上のレベルの人間は相手にせずに無視するので争いがそもそも怒らない、という意味で使われている。一見もっともらしく聞こえるが本当にそうだろうか? 確かにSNSなどで有名人がどこの馬の骨ともわからない素人に絡まれてそれにわざわざ反論しているのを見ると、相手にせず無視すればよいのに、と筆者も感じてしまう。しかしそれは”一線”を超えていな

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