その民族に大事なものは言葉が充実している?
インターネットでこんな記事を読んだ。
https://deow.jp/objective/language/aboutenglish
の中の「2、生活・文化上で大切なものがあってこそできる単語」の部分
これを聖書で考えると、燔祭(はんさい)はかなり大切な言葉のようだ。全部焼くのだからすべて「火祭」でいいのではと、燔祭のない国の私たちは思うかもしれない。
レビ記には、素祭(そさい)酬恩祭(しゅうおんさい)罪祭(ざいさい)愆祭 (けんさい)のほかにも、揺祭(ようさい)挙祭(きょさい)任職祭(にんしょくさい)といったものもでてくる。全て燔祭に関する言葉なのでその区別が明確にあったとしても、細かすぎて日本人には伝わらない恐れがある。
冒頭に紹介したサイトでは日本の「米」という言葉とイヌイットの「雪」という言葉を比較していたが、私的には「燔祭」にあたるものは日本語では「挨拶」ではないかと思う。
方言も含めて細やかな言い回しと種類の多い挨拶。いつもその場にあったものを選ぶ日本語の言葉のセンスを問われているような気がする。空気を読むことができない自分には難しいのだけど・・・。
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