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"野良で勝つ"ためのサバイバーの立ち回り


サバイバーは勝ちを狙うとき引き分けを狙うときで立ち回りが異なります。
両方の場合を順に説明していきます。

① 勝ちを取る立ち回り

まず説明していくのが、勝ちをファーストチェイスが長引いた試合に関してです。この中でも、

(ⅰ)トンネル対象者をハンターがひたすら追う場合
(ⅱ)トンネル回避後にハンターが暗号機を守りに行く場合


に分けられます。

(ⅰ)から順にいきましょう。

(ⅰ)トンネル対象者をハンターがひたすら追う場合


ここでは、ファーチェが長引いて、通電後もハンターがトンネルしてくるケースを見ていきます。このときは、チェイスしている人が何個か注意することがあります。 

1. アイテムを温存し、通電後に備えること


・占い師を使うなら、フクロウをためてから通電させる
・呪術師なら呪いをためる
・祭司、探鉱者のようにアイテムを使えるキャラなら通電後のために温存する
・アイテムを持てるキャラなら味方にアイテム交換をしてもらう

などの動きが必要です。

せっかく4人通電できるくらいチェイスを頑張ったのに通電後に即死したら勝ちは取れないです。
それはもったいないので、ラストチェイスまでしっかり頑張りましょう。

2. ゲート付近でチェイスをしないこと


ゲート付近でチェイスしてしまうと、仲間がゲートを開放できないです。
ハンター目線でも、サバイバーを追いつつゲートを守れるという、一石二鳥の状況をサバイバーが生み出してしまうことになるので、ゲート付近でチェイスをするのはやめましょう。


3. チェイスが伸びないなら、せめて椅子から離れてダウンする

この動きをするだけでもハンターが自分を吊っている間に他の三人は逃げられることがあるのでおススメです。
例えば、血の女王… 1つの鏡に対して1発攻撃を受けるのは仕方ないことです。
ハンターが鏡をミスる もしくは、サバイバーがアイテムを使うことでしかチェイスが伸びないので、椅子から離れてダウンすることだけを意識するといいかと思います。

当たり前のことなんですが、自分含め、試合中は冷静になれずにできていない人が多いです。

(ⅱ)トンネル回避後にハンターが暗号機を守りに行く場合

よくあるケースを紹介します。


サバイバーの編成は 傭兵・空軍・占い師・祭司
ファーチェは占い師で3台分チェイス
傭兵が1回目救助
トンネルが間に合わないと判断し、ハンターが最後の暗号機に飛ぶ

こういう状況は実際のランクマッチでもよくあると思います。
そうなったときに、トンネル対象者(今回は占い師)は試合に関与しないことが大事です。

とりあえず一回治療を受けた後は試合に関与しない動きが大事です。


イメージとしては試合開始時点で


4人で5台をあげるというゲームが 3人(占い師以外)で1(2)台あげるゲームに変わった

ということです。

次に椅子に吊られると飛んでしまう人は解読をせずに箱開けるとか、試合に関与しない動きが大事です。もちろん通電後のゲート開門も他の人に任せましょう。

② 引き分けを取る動き
(残り一台になったときのサバイバーの理想的な動き)

(ⅰ)一人飛んだあとの暗号機の残り方

個人的に暗号機の残り方には次の2種類あると思ってます。


1. ラスト3台の暗号機が直線型に残る場合
2. ラスト3台の暗号機が三角形型に残る場合

1.ラスト3台の暗号機が直線型に残る場合


残り一台の暗号機が直線型に残った場合から見ていきます。
このように直線状に残った場合はサバイバーが両端の暗号機を回すのが得策です。

真ん中の暗号機が少し進んでいる状態であったとしてもその暗号機を捨てて両端の暗号機を回すべきです。

真ん中の暗号機ってハンター目線守りやすいからです。

負けない立ち回り_Moment(2)

今はサバイバーが3人残っている状態を考えているので例えば左に2人、右に1人サバイバーを配置します。

ハンターが暗号機を守り始め、全体負荷型の立ち回りに切り替えたら、サバイバーはこまめに回復を入れる必要があります。よって、ダメージをもらいやすいキャラ同士が2人でまとまって傭兵などの逃げ切れやすいキャラが1人で解読をするってのが理論上最適なんじゃないかなって思ってます。

ただ、試合中そんなことまで考えてないと思うので、近い方の暗号機に分散すればいいんじゃないかなと思います。

ハンターが一方を深追いしてきたなら、反対側にいるサバイバーが暗号機を回します。

1ダメージをもらったサバイバーは負傷状態のまま解読をすると進んでいる暗号機付近の椅子に吊られることになります。

それはよくない(もちろん解読状況にもよります)ので、立て直し(治療をするときは暗号機から離れた場所で行いましょう!!

負けない立ち回り_Moment(3)

このときのハンターの立ち回りについて触れておくと、ハンターは左右の暗号機を行ったり来たりして解読の邪魔をしてきます。そして全体負荷をかけ、あわよくばサバイバーを進んでいる暗号機の近くの椅子に座らせようとします。

チェイスをするというより、暗号機のない方に行く、っていう感じですね。
ある程度暗号機から離れると追われなくなります。ハンターは解読器の方に戻って圧力をかけないといけないからです。

2. ラスト3台の暗号機が三角形型に残る場合

次はラスト一台が3角形の形で残った場合です。

このときは、進んでいる暗号機にもよりますが、基本的には3台(ハンターによっては2台)解読でいいんじゃないかなって思ってます。

無常や女王のように暗号機守りが強いハンターでもさすがに3台は守り切れないので、サバイバー側は早々に別々の暗号機を回すのが得策です。

負けない立ち回り_Moment(4)

そして、サバイバーが追われたときは先ほどの直線型の時と同じで、

チェイスをするという意識よりもこの三角形の外側に出るっていう意識をもって解読器から離れる

とハンター目線めちゃくちゃきついです。


ちなみに、残った暗号機が、この直線型 なのか 三角形型 なのかを判断するのは  ”好奇心" という人格です。

負けない立ち回り_Moment

上記の黄色線の通りなんですが、サバイバーが解読すべき暗号機が残り1台になったときに、この直線型で残ったのか、それとも三角形型に残ったのかを確認しましょう。

直線状に暗号機が残ったのに、その真ん中の暗号機を回し始めるのは完全に無駄な行為なので絶対にやめましょう!

(ⅱ)サバイバーの良くない動き

次はサバイバーの良くない行動を見ていきます。

1. 1個の暗号機に固執すること

ハンターは進んでいる暗号機の近くの椅子に吊るので、仮に回したい暗号機が進んでいたとしてもすぐに離れて他の暗号機を回すべきです。

ハンターも暗号機の進みはある程度把握しています。当然、まわっている暗号機を守りに来ます。その暗号機を回す場合は気を付けましょう。

特に監視者の中、負傷状況で解読する行為はハンターにとって"カモ"です。

勝ちを取るときでもそうですが、ハンターが暗号機を守り始めたら必ず複数の暗号機を回しましょう!

2. 進んでいる暗号機の方に逃げてくること

サバイバーの負け筋は進んでいる暗号機付近の椅子にサバイバーが吊られてしまうことです。
1の内容とも被りますができる限り進んでいる暗号機から離れてダウンする動きが求められます。
これをしないと勝てる試合も勝てないです。


3. 一人飛んだあとに解読キャラやチェイスキャラが暗号機を揺らすこと 

一人飛んだあとのハンターは次のサバイバーを手早く見つけたいので大体のハンターは瞬間移動で飛んできます。
(瞬間移動がたまっていなかったら歩いて向かってきます)


一人飛んだあとにすぐに次の人がチェイスに入るのは、サバイバー目線おいしくないので、いったん解読の手を止めて隠密すべきです。
みんな全然これをやらないですが、この動きをみんなができるようになるだけで勝率がグンと上がります。

おそらく来るであろう質問は、みんな隠密気味に動いたら解読器が回らないんじゃないですか?ということなんですが、
① でもそれは、アイテムの残っているチェイスに強いキャラだけが解読を回すことで解決しますよね
② あとは、別に誰も解読器を回さずに、解読加速が来てサバイバー有利な盤面になるのを待ってからみんなが一気に回し始めるっていう立ち回りもアリです。


これまで、一人飛んだあとは暗号機を回さないべきだって話をしてきたんですが、逆に回した方がいい場合もあります
上述のように、アイテムの残っている救助キャラや、電池の少ないロボットですね。
一人飛んだ段階でロボットに瞬間移動させればサバイバーが一気に有利になります。
チェイスに自身のある人だけが解読器を揺らすという戦略もありです。

YouTubeでは公に言えないことですが、本当に勝ちたいなら上手い人がチェイスキャラ、他の人が傭兵・航海士・墓守などの逃げやすいキャラにすべきなんです。
実際にこの戦略で、万年鹿帯の僕の姉と、そのフレンド達(全員の平均勝率は25くらい)と自分でランクマッチに臨んだことがあります。

私以外の3人が救助キャラを使って私がチェイスを引き受ける作戦だったんですが、これでサバイバー勝率75%を超えていました。

楽しむだけであればいいんですが、本気で勝つためには上手い人がチェイスキャラを使って、他の人が逃げやすい救助キャラを使うのは一つの戦略です。

私は勝負事には勝つからこそ楽しさがある、と思っているタイプの人間なのでこんなことを言うんですが、単純に負けてもいいから楽しみたいって方はスルーしてください!(笑)


かなり脱線してしまったんですが、

一人飛んだあとに解読キャラやチェイスキャラが解読器を揺らすのはやめましょう、という内容でした。


(ⅲ)見捨てのあとの展開を想像しよう

これも具体的なケースで説明していきます。

例えば、編成は 傭兵・空軍・占い師・調香師  
相手のハンターはボンボンだとします。
ファーチェは占い師で約40秒牽制後にダウンしたとします。

よくここで、
「9割救助をしよう!」
「完全に見捨てて引き分けを取ろう!」
と言ってる人がいます。

これはそのあとの試合の展開が読めていないです。
試合の中では常に最悪の状況を想定して動くべきです。

例えば、傭兵が9割救助に向かった時の最悪な状況とは、救助狩りされること。


もし9割救助に向かって救助狩りされれば、
占い師が飛んだあと、傭兵即吊り
飛んだ頃に残り暗号機3台
一人が解読、一人が救助

これでは絶対に暗号機が回りませんよね。

完全に見捨てた場合は、次に追われるサバイバーが90秒ほどはチェイスしないと引き分けに持っていけません。

では、どうすべきか、というと、4割救助を絶対に挟むことです。
もしそこで救助狩りされたら9割救助でもう一人向かえばいいだけです。
良くない状況であることには変わりませんが、まだあきらめるほどではない状況ですよね。


救助狩りが強いハンターに対して、9割救助を1回だけはさむ、というのは立ち回りとして致命的(通電準備できるならOK)なので本当にやめましょう。必ず1回は4割救助を挟むべきです。

(ⅳ)ハンターの立ち回りを理解する

まずはハンターが飛んでくるタイミングがある程度わかるようになりましょう。

ハンターが暗号機を守りに来るタイミングは決まっていて

・暗号機が残り一台になった時
・サバイバー一人のトンネルが間に合わない時
・どうしようもなくなったとき

色々あります。

判別が難しいのが3つめのどうしようもなくなったとき、です。ハンターがどうしようもなくなったかどうかなんてサバイバーから判断できないよって思うかもしれないんですが、

例えば、


オフェンス・傭兵・航海士・墓守が追われるとき
フクロウのついた調香師
技師のロボットが殴られたとき…

他には、チャットの方向的に味方が強いポジションに入ったからもしかしてタゲチェンするかも!?!?

とかですね。

この辺の嗅覚をつけておくだけでも、いざ、ハンターが飛んできたって時に冷静になってチェイスできるようになります。


サバイバーしかやらないって人でもハンターの立ち回りをある程度は理解しておかないと上手く立ち回れないです。
ハンターは一人を飛ばした後進んでいる暗号機を守りにきます。

ハンターが一人を飛ばした後の流れをまとめておくと、
① 進んでいる暗号機を守りにいく
② 守りに行った先のサバイバーを追えるなら追いきる or アイテムだけ使わせてタゲチェン
③ これを繰り返して、最終的にダウンさせたサバイバーを進んでいる暗号機の近くに座らせます。
これに対するサバイバーの対策としては、一人サバイバーが飛んだあとは弱いキャラの人が解読器を揺らさないこと、そして、ダウンするときは暗号機から離れることですね。この時にハンターに追われなくなった場合は、

「早く逃げて」
「ハンターが目標を変えた!」
などのチャットをすぐに打つようにしましょう!

このことを徹底してればよほど相手がうまくない限りは引き分けに持ち込めます。


サバイバー段位5段程度までで、4VCを繋いで勝率が90%を切っている人はそのパーティの中の誰かに立ち回りにどこかまずいところがあります。
(野良だと50を目指せるとよいです)


(ⅴ)回復・救助圧の判断

次は引き分けを取りたいときの救助職の立ち回りを説明します。

これもまた具体的なケースを考えていきましょう。


編成は 傭兵・墓守・占い師・祭司 (いつも似たような感じですみません…)
これは実際の試合であったこと、なんですが、
ファーストチェイスで占い師の即死をとることができました。
その後、傭兵が1回目の救助に来て、1ダメージ入り、占い師のトンネルを続行します。
2回目の救助に誰かくるかな?と思っていたら占い師の椅子付近で耳鳴りがせず、3台揺れている状況….

これだと占い師の見捨てをして引き分けを取りにいこうというサバイバーの魂胆がみえみえです。
するとハンターはもう占い師の椅子から離れて次に誰かが追われ始めますよね。
誰かの椅子耐久値が残っているうちから他のサバイバーが追われてしまうのは、サバイバーの立ち回りとして論外です。

ではどうするかというと、揺らす暗号機を2台までにしましょう。
(もちろん、囚人や技師のロボットで揺れている暗号機の数を攪乱できるなら3台回してもいいと思います。)
揺らさない一人は椅子付近で耳鳴りだけさせる動きをします。
もちろん救助ができるならしてもいいですが、救助狩りされる可能性が高いなら見捨てです。
(これはハンターが何かによります。例えば女王のように救助狩り性能が全く高くないなら救助に行くべきで、ボンボンのように救助狩り性能が高いなら見捨てです。)


ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。

「この通りにやれば負けない!」
と共感してくださった方は、拡散・リツイートお願いします!
サバイバーの立ち回りを共有することができれば、野良サバイバーがハンターに蹂躙され続ける環境を変えることができます。
結局は自分に返ってくると思うのでぜひよろしくお願いいたします。


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第五人格オンライン指導 

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