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☆息子の事とパニック発作㉘小学校1年生「奇跡」


コライドン大好き

ゴールデンウィーク開けから、
私の授業中抜けが可能になりました。

母子登校にはかわりはありませんが、
一時的に家に帰る事ができる様になった事は
本当に大きな一歩でした。

毎日毎日朝から放課後まで
学校に付き合うなんて、正直地獄の様でした。

そんな風に言ってはいけないのかも
しれないけど、本当に苦しかったです。

私以上に息子も辛かったと思いますが、
多分辛さの種類が違ったと思います。

でもこんな地獄のような日々を
心折れる事無く乗り越える事が出来たのは、
「同志」がいてくれたからです。

さかのぼること、入学式。

実は同じクラスの男の子が
大泣きしていました。

一年生の席にその子のお母さんが
付き添ってました。

次の日息子が泣きすぎて玄関で
嘔吐した日です。

息子がどうにか教室に入った後、
玄関で同じように
お母さんに付き添われ大泣きしてる子が
いました。

入学式に泣いていた子です。

次の日も次の日も、、、
一人じゃなかったのです。

勿論、息子のように放課後までの付き添いをするわけではなかったのですが。。。

どんなに心強かったか。

同じ様な悩みを持った仲間がいる、
話を聞いてもらえる。

そして、辛い事を笑いに変換してくれる
彼女の存在にどれだけ助けられたか
わかりません。

寝る時も一緒

息子もなかなかの変わり者だが、
その子も、なかなかの強者だった。
とにかく似たもの同志。

いつしか、彼女の提案で一緒に
学校へ行くようになり
夏休み前には、なんと子ども達だけで
登校出来るようになったのです!

息子を見送る日が来るなんて
夢にはみていたが、こんなに早く来るなんて
思ってもみませんでした。

お友達とならんで学校に向かう後ろ姿は、
何度見ても、感慨深いです。

そして今、息子の一番の親友に、
なってくれました。

息子も親友君もかなりの変わり者同志。

こんな癖のある息子と気が合う子が まさかの同じクラスで家から30秒の所に
住んでいるなんて、、、

こんな奇跡があるのだろうか。

お互いに、ビビりの心配症。
動きもおじいちゃんのようにゆっくりで、
5分で着く道のりに15分くらいかかります。

帰り道はもっとかかります。

お互いに、依存しあう関係ですが
今はそれでもいい、いるだけで安心できる人
がいるってすごく大切。

そして、私の小学校初めてのママ友になってくれた彼女もとても面白くて素敵な人です。

そんな彼女と、新しい事をはじめました。
まだまだ、スタートを切ったばかりですが、

息子がついに歩き出したので、私も新しい道を
すすんでみようと思います。

おやつタイムも一緒

「息子の事とパニック発作」はここで
一旦終わります。

解決はしていませんが、、、
また、もしかしたら新に始まるかもしれませんが、このまま終わりに出来ることを願って。

今は無事に2年生になり、
クラス替えもなく進級できました。

でも、やはりチックはまた出てしまいます。
癇癪小さいパニックはあるようですが、
発作は自分の気持ちで抑えられるように
なってきました。

まだまだですが、本当に本当に成長したと
おもいます。




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