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☆息子の事とパニック発作㉗小学校1年生「15日間」

息子が考えた新しいポケモン

[息子と登校15日目]
この日は、ゴールデンウィーク中日。

朝ごはんの時、着替えに時間がかかり
「先に食べていい?」と聞いたら
「まってて」と言ったので、待っていて
準備ができて席に着いた時

「お待たせしましたでしょ?」
と言ったら
泣き始め、その後なかなか切り替えられず30分くらい待って
やっと「おまたせしましたと言いなさいと言われた事が嫌だった」
と言っていました。

人を待たせて、あやまる意味がいまいちわからないらしい。
これは衝撃でした。。。

今では、当たり前のように
「待たせてごめんね」
普通に言えるようになりました。

その日から、朝は一緒に学校まで行って、
私は家に帰る約束をしました。

それでも、給食だけは戻ってきて
欲しいというので、
給食の時間にまた学校へ行くことにしました。

朝の準備は相変わらず
スローモーションだったり
フリーズしてしまします。
焦るとか急ぐ素振りが全くありません。
究極のマイペースです。

ゴールデンウイークが終わり、
5時間目が始まると同時に
私も、朝一緒に登校し一旦帰って
また給食の時間に学校へ
戻って見守るというスタイルになりました。

すごい進歩でした。

そして、息子も何か区切りがついたのか、
朝の母子登校は、かわりませんが
給食の時間まで私がいない事を受け入れ
られるようになりました。

癒し

この頃から何かわからないけれど、
漠然と大丈夫な気がすると感じる様に
なってきました。

多分息子の表情に少し余裕が出てきたの
かもしれません。
学校のペースにはまだまだついては行けて
ませんが「学校」と言う所を理解したのかもしれません。

ここまで、たった15日間でしたが、
私にとっては、信じられないくらい長い
時間でした。

学校にいる時間は、
果てしなく長く感じる事が多かったけれど、
たくさんの本を読んだり、
息子の様子をしっかり記録したりする事が
できました。

この本に本当に救われました

息子と過ごしてきたら6年間の中で一番
向き合った15日間だったと思います。

母子登校はまだもう少し続きますが、
ここから、ついに息子が学校へ私なしで
行けるようになる日がきます!

それは、奇跡としかいいようのない。
偶然の出会いが、実は入学式から
始まっていたのでした。

でも、当時まだまだその大切な奇跡
気付ていなかったのです。

自分がいっぱいいっぱいの時って
大切なものを見逃しがちですが、
一つ前に進めた時に、一気に道が開ける
事があるのだと思いました。


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