クリエイティブリーダシップ特論第4回 鈴木潤子さん

武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科
クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論
第4回 鈴木潤子さん  講義日5/3

鈴木さんについて

時事通信社、森美術館、日本科学未来館で勤務を経て個人事業主として独立しキュレーション、運営、広報業務などを行割れています。
・特定非営利活動法人東京2020オリンピックパラリンピック招致委員会広報アドバイザー
・あいちトリエンナーレ2013PR Officer
・日産アートアワードローンチ及びPRディレクション
・アート雑誌「カイエ・ダール」

寄り道と道草は無駄がない

鈴木さんは学生時代からアートに興味はあったがアカデミック出身でもない、美大を出ているわけでもないだけどアートに関わる仕事がしたいという強い思いから様々な仕事を経験されてから現在のキュレーションなどの活動をされています。美大を出てそのままデザイナーになるというよくある進み方ではないからこそ出てきた「寄り道と道草は無駄がない」はとても印象的でした。他の分野を経験しているからこそ現在の仕事にできることがある知識や考え方がある言葉だと思います。
私は大学卒業前に大学院に行くと周りにはなしたときに「なぜ今までと違うコースに行くのか」「わざわざ院に行かなくて早くデザイナーになった方がいいのでは?」「変な学科に行って勉強するより実務の方が自分のためだ」と疑問を呈されました。他の人から見れば今の状況は寄り道している状態です。しかし自分にとってはこの寄り道はなぜか自分のやりたいことに一気に近づいていたりもし、自分のやりたいことを後押ししてくれる人もいて一っ飛びしています。もちろん大学で学んだ経験があるからこそ今があります、まだ短期的でしか見れていないですが長期的に見ても無駄ではないと胸を張れるよう生きていきたいと思います。

直近の活動


「なおえつ うみまちアート」キュレーター
2021年夏今を生きる渡したいの手でみらいのひとたちも喜ぶ直江津を目指して100年年後の未来志向の新たなシビックプライドを醸成します。
アートをやるには600項目もある見積と格闘しながら自分のしたいことだから頑張る、好きなことと嫌いなこともセットだけどやる自分が周りを焚き付けたから責任持って最後まで企画を通すのは難しいけど好きなことだから頑張れると話されていてリーダーシップの鏡だと思いました。

終わりに


今回のお話は学生しか経験していない今の自分よりも10年後、20年後、おばあちゃんになったときにもう一度自分に問い直すためのお話のように感じました。
短期的なものに目を向けるのではなく、長期的に目を向け自分のやりたいこと突き進み、無駄だと思えるようなことも将来に役に立っているかもしれないというこれから生きていくのに必要な価値観だと思いました。
今回はこのようなお話を聞かせていただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?