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ジムニー泥沼物語 その8 ワイパー交換編

 当時物の純正ワイパーが付いていたのだが、細く弱々しい。amazonで見てみると、SJ30〜JA22まで対応の新品ワイパーassyが手に入る。雪中⛄️キャンプ🏕️という野望のため、降雪に備えてしっかり仕事をしてくれるワイパーが欲しい。
 来た商品がタイトル画像である。派手なパッケージに、イヤな予感。シールの「GYPSY−N/M」で確信。スズキはイチ早くインド🇮🇳市場に進出しており、ジムニーも現地生産していた。2代目ジムニーも1300エンジンを搭載したロングバージョンが「ジプシー」という名称で人気を博していたらしい? おかげでeBayでは、それっぽい部品が新品で販売されており、並行輸入(?)でamazonから手に入るようである。、、、が、、、インド🇮🇳クオリティはチャイナ🇨🇳クオリティのナナメ上を行く。「謎の笑みを浮かべながらナンを焼く親父が作ってるワイパー」と考えても大きくは外さない。まぁ、見た感じ悪くはなさそうなので装着してみる事にした。

左 SJ30純正   右 インド製

 いきなりだが、そもそも取り付けが違う。SJ30はストレートの軸にワイパーを嵌め込み、横からネジで留める。JA11以降はスプラインが刻まれたテーパーの軸に、軸線上のナットで締め込む。穴をノギスで計測してみると、広い方で8.2くらい、狭い方で7.3くらい。コレならドリルでストレートの穴にして、サイドからイモネジで固定しよう。

MADE IN INDIA ではなくMAKE IN INDIA

 テーパーの軸穴をドリルでストレートに。サイドからドリルで下穴貫通、M4タップも貫通させる。

曲がって見えるが、ストレートで貫通してある。

 外形の1番膨らんでいる所が、穴の中心でもあるだろう、、と思うのは日本製に慣れているから。INDIA製はイビツだし穴も中心には無い。まぁ、それでも2ヶ所から締め込めばなんとかなる、だろう。イモネジ(ネジの頭が無く、ネジ径よりも小さな6角レンチで締め込む)にしたのは、バックに写っている軸部のカバーを付けるためである。

ここから締め込めばイモネジは全て沈んでしまう。

 イモネジにステンレスを選んだのは、ネジ自体が錆びにくく、ワイパー基部のアルミが錆びて緩みにくくなるからである。(気になる人は「電蝕」で検索) 錆びて抜けなくなってもノコで切ってしまえば取れるだろう、という能天気な予測である。

基部のカバー忘れてる。

 おぉ、今どきデザインのワイパーでカッコいいじゃん、、、❗️❗️❗️

おい、ちょっと待てインド人👦 左右でワイパーの高さが違うじゃねぇか💢 アームは基部から先端に向かい、ブレードと平行になるように曲がっている。その曲げが一緒じゃないからブレードを水平にすると、高さが違ってくるのである。
 もう、コレくらいはウケ狙いのネタと思う事にする。ウォッシャーを吹いて動かしてみると、案外しっかりと拭き取った。あとは耐久テストである。

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