「デート商法」
昨日、仕事帰りにいきなり明るくてまぁまぁ可愛いお姉さんに声をかけられた。
「あ！すみませ～ん！今、アンケート調査をしているんですがご協力いただけませんか？」
･･･なぜか分からないがワシはよく知らない人から声をかけられるのである。
恵比寿でいきなり見知らぬお兄さんからおいしいラーメン屋さんを聞かれ後日一緒にラーメンを食べに行ったりかき氷食べたり･･･。先日も渋谷で外人にハチ公前の行き方を教えてあげた。（8番出口出るとハチ公前に出ます。ハチだけに。）あとは外人から声をかけられて貧しい子供たちへの募金とかも1000円あげて署名したこともあったな。
なので「あーまたかー」と思いつつも親切心で答えてあげた。
アンケートの内容を見ると「結婚に関するアンケート」のようだ。
きちんと店のロゴマークらしきものもプリントされていた。
----------------------------------------------------------------------------
Q1.結婚するに当たって「これはやりたい！」というものは？（複数回答可）
→そそくさと10個ほどある中から「特に何もやりたくない」にチェック
----------------------------------------------------------------------------
「いやいやいや、それは彼女さん悲しみませんか？（笑）お兄さんは良いかもしれませんがご両親もそれは悲しむと思いますよ！」
「は、はぁ･･･。（そもそも結婚すること今は考えて無いし･･･ワシ、女性に対して基本興味無いんですけど･･･）」
お姉さんもきちんとアンケート書いてもらわないと給料もらえないんだろうなと思い仕方なくエンゲージリングとマリッジリングの項目にチェックを入れるワシ。最後に名前と電話番号を記入。
というかこの話を書いていて思ったが、人のアンケートにズケズケ突っ込んでくる時点で怪しいような。つかそれだったら最初から「特に何もやりたくない」なんていう項目作るなと言いたい。
で色々話しかけてくるお姉さん。
「お兄さんいくつなんですか？24ですか？すごいしっかりされてますよね。私は23です。ジュエリー関係の仕事をしていて今日はこうやって外でアンケートとってます。」
「あーそれは大変ですねー」
「いやー上京してやってやるぞーって感じです！（笑）」
「頑張ってくださいー（おーそれは是非頑張ってほしいのう）」
「私、コウダっていいます。覚えておいてください！ではありがとうございました！」
と、5分くらいでアンケートは終了。
でその夜に見知らぬ携帯番号から着信が。
基本知らない電話番号の場合は一回無視して二回目かかってきたら出るようにはしている。ネットで電話番号を検索したところ同じ番号を140件ほど同じように調べている人がいたのであらかじめ警戒。
コウダが怪しいと思ったので引き続き調べたところ「デート商法」なるものがあることが判明。（昔、家庭科の授業で習ったなー）
で先ほどまた同じ番号からかかってきたので取って見る。
「もしもしー。あれ？聴こえてますか？？」
「･･･（この声はコウダだー･･･）」
･･･でしばらく沈黙した後ワシは電話を切り即着信拒否をした。
な、なんだよコウダ。お前が上京してまでやりたかったことは「デート商法」なのかよ！ワシはがっかりしたぜ！！
･･･なんというかこういうことが去年の夏にもあったなとリアルタイムで思い出した。あのお姉さんもデート商法だったのか。その時は電話にすら出ず着信拒否したんだった。
うーん、なんかいちいち親切心でなんでも相手しちゃいかんね。
特に都会では。
「デート商法」に対して「デート商法返し」とかどうですか。誰も得しねぇな。ゴリゴリマッチョなお兄さんが二丁目で「デート商法」やってみたらどうですか。いや逆にどっか連れ込まれて掘られる可能性大だな。
本当に信頼できる人ってホント少ないっすね。自分と家族くらいだろうか。