軽く埃をまとってざらついた、
"それ"を読み終わる頃にはもう
インスタントの紅茶オレを3杯も平らげていた。
時刻は17時を回って、
私は貴重な休日を台無しにした。
仮にこれを幸せと呼ぶ。

散らかった部屋、
少し温かいティーカップ、
家用の香水、中途半端に開いたカーテン。

曙光

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