ピンピンコロリと逝きたい意図設定とクスリの話
どんな風に死にたいか
その意図設定もしている
病院で長いこと入院した末に家に帰れないまま病院で死ぬというのは嫌だ
親族の死因の多くは癌や心筋梗塞
心筋梗塞組は家で亡くなっている
直前までいつも通りの生活
すごく理想的だ
わたしは小さい頃から病気のデパートのように
さまざまな持病がある
その1つが川崎病
2歳の時に罹り、当時はまだあまり認知されておらず
病名が付くまで時間もかかる分、治療も遅れ
亡くなる子供も多かった病気
わたしは川崎病一期生と呼ばれる世代
わたしも当時川崎病と診断がつくまであちこちタライ回しだったそうで
初動が遅れた影響で中度の後遺症が残った
割と大きな動脈瘤が心臓に3箇所ある
45年ほど経過観察と定期検査を続けているが
動脈瘤は石灰化していて大きくも小さくもなっていない
ずーっと変わらないまま
ただ全身の血管が炎症を起こしているのが川崎病なので
後遺症として心筋梗塞や動脈硬化になる確率は高いとされている
(一期生なので罹患者の中高年以降の統計データがなく色々先行き不明)
小学生の頃から予防として
血液サラサラにするためにアスピリンやワーファリンを処方されてきた
自分でも納得しないと受け入れないのはブレていなくて驚くが
小学生の頃から処方された薬を一切飲んでこなかった
治るなら飲むけれど、予防のために薬は飲みたくない
という持論
小学生の頃から親にも主治医にもそう言い切ってきた
根治しないのに、対処療法のために無期限的に薬を身体に入れるのは抵抗がありすぎる
ほんの数日間ではなく、一生飲むのだ
なるのかわからない心筋梗塞の予防のために
ステントのような異物が入っているとかならまた別だけれど動脈瘤は自分の身体の一部分
薬を飲むということはメリットだけでなく必ず副作用もある
身体に何の影響もないわけがないと思っている
薬を飲む事でまた新たな疾患が出るかもしれない
だったらもう今の自分の心臓でいいじゃないか
小学生の頃はそこまで考えていたわけではないけれど
治らないのに飲みたくない
と言い続けてきたし、親も特に強いることはなかった
その意思が40年近く変わらないということは
もう直感的に嫌だったのだろう
その代わりではないがタバコは吸わない
お酒は宴席のみ、添加物や食料、調味料、いろいろ身体に入れるものは気をつけている
考えてみたら心筋梗塞は
ピンピンコロリ
理想的死因だ
意図設定どおりの死因が手に入る確率が高い
そのカードを持っていると思えば、この持病は悪くないと最近思っている