こだわりは必要か?

どうでもいいところに妙に拘る性格です。
特に、丁寧な生活に憧れが強く、有機野菜に凝ったり、土鍋でご飯炊いたり、天然酵母でパン焼いたり、ナチュラルクリーニングにハマったり、雑誌の中の素敵で丁寧な生活やインテリアを真似てみる。
まあ一通りの事はやったと思います。

そんな素敵な方々がおススメする、あらゆる雑貨や服、食材を買い漁り、部屋は物で溢れて片付かない。
買っただけで、袋に入ったままのものばかり。

ミニマリストの持ち物の少なさに驚愕し、憧れはするものの、捨てられない物たち。

物への愛着というよりは執着。
無くても困らないのに、捨てた途端に必要になることを恐れる。
当然、色んなモノが滞る。
その後には、劣化、腐敗しかないのに。

拘るべき所を選ぶ。
まずは食べ物、オーガニックのパスタなんか買い込んでも、うどんのほうが好きじゃん?
乾麺茹でるとか、殆どしないでしょ?
そんな具合に始めてみる。

まあ、数年かけて、ガサツな生活の人から軽い潔癖症と言われるくらいには落ち着いたと思う。

残った拘りは、身につけるものに対して。
これは、しんどくならない程度に必要なので、あっていい拘りとしている。
石鹸やシャンプー、衣類用洗剤、タオルや下着。
ここ数年、厳選して使っているものたちで、メンバーの入れ替わりもない、非常に満足している。

結論、拘りはなくならない。必要な時もある。
苦しくならない程度で楽しむこと。


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