200字日記 2020年2月15日

200字日記を書いてみようと思う。何日続くだろうか。

『NO CALL NO LIFE』という小説を読んだ。心が擦り切れそうになる恋の物語だ。私には生きられない、遠い世界のような物語だった。けれどそこに共感があるのは、何故だろうなぁ。
昨年は、ゲームや漫画をたくさん楽しんだ1年だった。人の作り出す遊びの世界はやっぱり面白い。今年になって、信じられないペースで小説を読んでいる。高校生、下手したら中学生ぶりくらいに溺れるように本を読んでいる。義務感なんてない。心の底から面白いのだ。
そして思い出す。まるで蜘蛛の糸のように、暗闇に一筋。まだまだ弱々しい光だけれど。
「こういうものが書きたい」昔の私はずっとそう思っていた。長らくぼやけていた夢の輪郭が、漸く照らし出されたような気がした。

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