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アメスピと不倫と

土日に一緒に仕事をした方の中にアメスピメンソール5ミリを吸っている同い年か少し上くらいの男の子がいてふと思い出した話をしよう。

まずこれは偏見なんだけど
【チャラめ】【服がダボめ】【夏には柄ハーパン履きそう】【冬にはニット帽を被りそう】【湘南にいそう】【定期的な整ったお髭】【女の子を褒めるのが上手そう】【スネ毛濃い】
・・・見た目上これをクリアする男って全員アメスピのメンソール吸ってません?!?!!!しかも大体1ミリか5ミリのやつ!!!

本題に入る。

大学4年生の夏の終わり、まじでかっこよくて顔もタイプでガタイが良くて好き〜〜って感じの8個年上の男がいた。もちろんそいつのタバコはアメスピのメンソール。

その時は、ああハタチくらいの時に遊んでた人もアメスピのメンソール吸ってたな、彼はその人と同じ匂いがするなあ、なんて思いながらもらいタバコして夜の下北沢なんかを歩いてた。

彼は私のことをめちゃくちゃ可愛がってくれたけど、絶対に彼女にはしてくれないし死ぬほど遊んでそうな男だし、こいつの彼女になったとて私は幸せにはなれんと完全に察していた。
当時私はクソほどそこそこ遊んでいたし、正直このどタイプの人に全奢りで遊んでもらえるならそれでもいいかも🥹という軽い気持ちで23時からの飲みの誘いに乗っかった。

一軒飲んだら帰りますよ〜なんて口では言ってたけど、こちらとしても朝までいる気まんまん。ただ抱かれるのが今日か次回かくらいのそんくらいのテンション。

彼女、いないんですか?
その確認だけは怠らずに、見事にそこから都合の良い関係をゲット。その関係は春が始まる前くらいまで順調に続いたっけ。

そこから私が就職して、彼も遠くの地に越して行って、彼が東京に来るタイミングでしか会えなくなった。結局最後にあったのは初夏くらいだったっけ、半袖だったなあ〜。
新卒で入った会社が激務すぎてとてもじゃないけど会ってられなくなった私は、彼からの連絡にも答えられずに会わなくなった。

仕事に追われて気づいたらもう秋。
ふと彼のインスタのを見たら妊婦とのマタニティフォト?!?

これはザワザワ森のがんこちゃん案件。
インスタの大量のコメントには「え!知らなかった!」「え!そうなの?」とにかく周りの人たちが彼に奥さんがいる事実を知らなかった。

そして忘れもしない10月頭、友達とのドライブ中に【生まれました🍼のストーリー。
まじ笑う、笑えないし笑う。

あんたが籍入れたのいつか知らんけど私わんちゃん不倫じゃん。てかごちゃんくらい不倫じゃん。少なくとも奥さんと私の時期被っとるやん。てか8月くらいまで私のこと誘ってきてたやん、それもう妊娠8ヶ月くらいやん。

まじでザワザワ森過ぎて、あえて私はストーリーにコメントした。

「可愛い〜おめでとうございます🎈💫」
「ありがとう🥺」

ざけんな。普通に感謝すな。

とにかくビビった。言葉だけを鵜呑みにしてはいかん。わたしはアメスピメンソールの男にだけは注意して生きていこう。このとき心に誓った。

そこからさすがに彼からの連絡は途絶えて、彼は無事2児の父になった。いいですね、幸せそうで、私はその間彼氏1人もいませんけどね(大声)

彼と最後に連絡を取ってからかれこれ2年。可愛い子供たちの成長をインスタで時折見守ってた私にまさかの連絡。

「今東京にいるんだけどさ、、、、
今晩泊めてくれない???」

ざけんな。オイ、2年ぶりやぞ。
てか既婚子持ち男性が独身ピチピチ女♡の家泊まろうとすな、宿取れ、何なんお前レスなん?セックスしか頭にないん?

そうブチギレつつその日はお家に友達もいたししっかり断った。そこからまた半年後くらいだったかな、、、

「まだ東京あたりすんでるの〜?
急なんだけど今晩泊めてほしくて、、、、、」

ざけんなセックス男クズが!!!!!私はとうとうこう申し上げた。
「泊まってもいいですけど、彼氏が鍵持ってるので怒られちゃうかもしれないですね(笑)」

これがきっと彼には1番刺さる返しだと思ったから。もちろん私に彼氏はいないので死ぬほど切なかった。切なくて泣けた。
「あ、彼氏はいるのね、じゃあ大丈夫!」とクズすぎる返信が来て、それ以来彼とは連絡は途絶えた。なめとんのかコラ

さよならアメスピ、緑のアメスピを見ると一生彼を思い出してしまうんだと思う

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