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華金お兄さんの話


おはようございます。会社で本当に色々あり夜が眠れないので、休日の昨日はありがたくお昼に14時間くらい寝ました。また今日から戦う社畜です。

脳みそが仕事に支配されている中、懲りもせずマッチングアプリを続けている。でも無理はせず、できる範囲で、あまり並行せずに、気張らなくてもいい人だけで、結局この人生初ドタキャンをかました以来会ったのは2人だけ。

とある雨の夜、あるお兄さんと会った。
フィーリングもまあまあ悪くないし、背も高いし、スーツだったけどどうやらセンスも良さそうだし、お店もいい感じの場所予約してくれるし、肩幅のポテンシャルもあるし、顔も良い(塩顔すぎて薄味すぎてあんま思い出せない)し結構合うかも〜〜と思って楽しい夜を過ごし健全に終了をその日は少しおしゃれな和風居酒屋だったけど、私が酒飲み&赤提灯大好き&おじさんの味覚のことを知って、次は赤提灯系ウマホルモンのお店行こう〜〜なんて話して解散した。なんでも飲めると言っていた割に可愛いサワーしか飲まないのはちょっと気になったけど、酒が全てではないのときんに君のスタンプを持っていたので良いことにした。

後日、例のホルモンに行くべく日程を調整する。
金曜の予定を聞かれるが、ちょうど金曜日が出張や現場仕事の兼ね合いでゲロを吐くほどの仕事ぶりであったのでパス、他の平日だったら大丈夫だよ〜と他の日程を促すが「そっか〜華金が良かったな😂」の返信。

私には華金の概念がない。毎週土曜日は副業か現場仕事なので、どちらかというとシフト制で働いている人たちと同じような感覚である。そんなことは事細かに伝えたはずなのに、華金にこだわる男。華金お兄さんと呼ぼう。私だって入れたくて土曜に仕事入れてるわけじゃないときもあるのに嫌な気持ちになると思わないのかな?????

そんなことを思いつつ、自分が普通のサラリーマンから乖離した生活を送っているのは重々承知の助なので特に深く気にせずに予定を決め、結局平日の夜に落ち着いた。行きたいねなんて話してた赤提灯系のホルモンのお店は予約がいっぱいで、彼がおすすめの焼肉屋さん(彼曰くもちろんホルモンもあるよ!)に連れて行ってくれることになった。

当日、赤提灯ホルモンに行く気満々の私は、そこそこ派手目でカジュアルなお洋服を着て向かう。約束の時間になり連れて行かれたのは、まさかのめちゃくちゃ小綺麗な高くて美味しくて今どきのカウンター焼肉屋さんであった。もちろん求めていたホルモンはほぼない。いや、服よ。間違ってんのよ、浮いてんのよどう考えても。ここはバルに行く時の服でくるところなんだよな。君はスーツだからいいかもしれないけど????

そんなこんなでちょっと恥ずかしい思いをしながら、まあまあそんなことは忘れて精一杯楽しい時間を楽しみ、人のお金で高いお肉を食べて帰路についた。お仕事の話なんかもしたので、改めて直近は昼間の土日休みがなかなか難しいこと、華金の概念がないことも伝えた。頑張れ!と応援してくれた、優しいじゃん。お店はデートにおすすめのお店リストに追加。

多少の違和感はあるものの、特に絶対許せないポイントもなく、次会いたくない理由も見つからない。だからと言って次絶対会いたい理由も見つからないけど、まだ2回しか会ってないもん、こうしていつも選択肢をすぐ捨ててしまうから彼氏ができないんだよな〜という事実を認めて、絶対的に嫌な理由がないならもう1度会ってみてもいいかな?と思ってちょうど今スケジュールを調整している。

「ちなみに6月21日と28日の華金は無理そう、、、」というラインの通知が見える。私に華金はないのだ。

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