余裕をもちたい

今の自分が必死で嫌いだ。余裕がない人って顔怖いし性格悪いし嫌、けど今の私はまるでそう。主に仕事というか根本的に仕事なのだけど、がむしゃらに目の前のことに食らいついて、目の前にどんどん現れるタスクをこなしてこなしてこなして疲弊して家に帰る毎日。本業は残業すると文句を言われるし、人は辞めていくから人員不足で、今までの3倍速くらいの爆裂スピードで休憩もなしにおにぎり片手に仕事と戦い続けている。こんなに疲弊しているのに副業は断れなくって、通勤時間の脳みそと休みの日の半分は副業に持っていかれてむりむりしているけど平気な顔をして仕事をこなす。ほんとうは完全に必死、余裕なし。帰宅時間が毎日深夜なわけでもないけど、3倍速で働くと流石に脳と心の疲労困憊が酷く、家に帰ると抜け殻で胃が痛くて太田胃酸の毎日を過ごし、ご飯もまともに作れないしお掃除ができない。床に落ちた髪の毛や汚れた洗面台、溜まった洗濯物をみて嫌だなと思うけど頑張れずにそっと部屋の電気を消す。ただ生きることすら必死。自分の心の健康のためにどんなに疲労困憊でも顔だけは洗いストレッチをする、できれば1個でもいいから筋トレも。あとぼろぼろでも友人に会いたい。深夜1時に眠りにつき、最近はよく仕事の夢を見る、嫌だ。大体明け方に1度目が覚め、同居の友人の布団からはみ出たお尻か歯軋りを確認して再び布団に潜る。朝の目覚ましが聞こえているのにひどい頭痛と眠気でどうしても起きられない、朝から必死。ストレスと寒暖差で肌荒れを起こして腫れぼったい自分の瞼を見て辛い気持ちになりながら朝の準備をする、アイメイクができずに眼鏡をかけて家を飛び出す朝、憂鬱。冷たい空気でやっと目が覚めて、駅までの道のりを乗り越える。さあ今日も必死な1日のはじまり、まけないゾ