女子高生にAEDを使う時どうすればいいのか？

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「女子高生にAEDを使う時どうすればいいのか？」
このエピソードの漫画は書籍「異性のヒミツ」にも収録されています！

学校では教えてくれない 異性のヒミツ

元のテキストは台詞まであるシナリオ形式で、それを基にネームを切りました。
(ＡＥＤの音声メッセージは自分で調べて付け加えました。）
「人としてのモラルに問います」という一声も僕が独自に加えました。この頃、駅のホームでの飛び込み自殺現場の捜査をスマホで撮影する人々に対して駅員が同様のアナウンスをした事が話題になっていました。)

心臓マッサージの説明のシーンで、声優さんがまさかの胸骨を鎖骨と読んでしまって面食らいました(^-^;)
元々読み間違いの多い声優さんで、常連視聴者にとってはそれも愛嬌の一つではあったのですが、重要なところを間違えていたので、驚きました。(図説があるので、心臓マッサージの位置を間違える視聴者はいないと思いますが…。)
教官は描いてて楽しかったですｗ

動画コメントで「ブラジャーのワイヤーの金属で火傷するので、ブラジャーは外さないといけないはず」と指摘がありました。
近年、「衆人の中や男性に救助される場合を考えると、服を脱がされたくない」という女性の声も多く見られ、ＡＥＤを使われなければ、助かる命も助からない可能性があるとして、「服を脱がさずにＡＥＤを装着する方法」が推奨され始めています。
確かにブラジャーのワイヤーは電気ショック時にスパークする恐れがあるので、ブラ紐はパッドからできるだけ離した方が良いですが、ブラジャーを脱がさずともＡＥＤは使えると言われています。
近年に提唱されている方法ですので、まだこの話はあまり普及していないかもしれません。

その他、「わいせつの冤罪で捕まったら嫌だから、放置するに決まってるだろ」というコメントも多く見られました。
非常に残念な事ですが、どうも「痴漢冤罪」などと一緒に考えている人が多かったように感じます。
痴漢冤罪などのわいせつ行為の冤罪は、わいせつ行為をしたと疑われる可能性のあるケースだからあり得ます。救命行為によってわいせつの疑いをかけられる可能性は限りなく低いです。(できるだけ複数人で救命する事も、冤罪の可能性を大幅に低減させられます。)
また、僕も動画コメントで初めて知りましたが、ＡＥＤには自動レコーディング機能があるそうです。
これによって現場の雰囲気は保証されるはずです。
安心してＡＥＤを使いましょう！

↓作画担当への指示、注釈ありVer.