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人生の法則

「受け取って」「考えて」「真似して」「伝える」
いっぱい受け取って、いっぱい考えて、いっぱい真似して、いっぱい伝えて。それだけがヒト意識の存在意義だし、それだけが幸せになる方法なんだよ。

わたしたち人間は、文化が生き延びるための道具なのだ。だから、ただ生きて子孫を残すだけでは幸せになれない。

わたしたちの本能は、文化を「受け取って、考えて、真似して、伝える」ことで、心からの幸せを感じるようにできている。

「人間は本能が壊れた生物だ。その代わりに文化・文明を発達させた」
フロイト
岸田秀

人類は「生き残り戦略」として巨大な大脳を作りました。大脳はコトバを生み、私たちは自然をありのまま見るのではなく「抽象化」して見るようになった。

「本能」という基本OSは、個体維持の最低ラインまで縮小しました。野生状態で放置されれば、大部分の幼児は生き延びられないでしょう。その程度のOSしか人間には残っていないのです。残りの大部分の「生き残り」「種族維持」の本能は、基本OSではなくアプリケーション化され、外部のクラウドに移されました。そのクラウドこそが「文化」です。

遺伝子のような因子を模倣子(ミーム)という。
進化生物学者リチャード・ドーキンス提唱

魅惑(チャーム)
何かやろうとするときに人を集めようとする

指導(リード)
指令したり、指示する

理念(イデア)
本質や中心を常に求め、そこからブレないようにする

法則(ルール)
常に観察し、法則を見つける

私たちは「文化」のメディア、単なるパーツかもしれない。でも、彼らに支配されたり、生き方を決められているわけではない。貨幣を流通させる社会、経済社会に生きているからといって、私たちは単なる「経済社会のメディア」ではないのと同じです。

自分の好きなもの、生きやすい場所、おもしろそうな場所を探しましょう。「受け取って」「考えて」「真似して」「伝える」これが私たちの生きる意味、すなわち「人生の目的」です。

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