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24年5月第3週の買付銘柄(ヤクルトに新規投資)・受取配当金報告とBTIについて



〇今週の買付銘柄(ヤクルトに新規投資)

5月13日(月)~17日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。

【買い増し銘柄】
・NTT×745
・三菱HCC×1
・クボタ×1
・ヒューリック×1
・電源開発×1
・東ソー×3
・ヤクルト×17🆕

ヤクルト本社(2267)に新規投資しました。

ヤクルトは長らく監視対象としており、(昨年のスペースでもお話した通り)食品株の中でもいつか投資したいと思っていた銘柄でしたが、株価が高く(ヤクルト1000への期待で上昇)、配当利回りも低く、なかなか投資を決断できずにいました。この度マイPFに迎え入れることができて嬉しく思っています。

以下、同社の月足20年チャートおよびバリュエーション等です。

ヤクルト月足チャート(SBI証券より引用)

【ヤクルトバリュエーション等】(24.5.17時点)
◆5年PER推移:16.5~24.3~3.24
⇒現在のPER:16.63倍
◆5年PBR推移:1.63~2.48~3.22
⇒現在のPBR:1.68倍
◆5年利回り推移:0.60~0.90~1.84
⇒現在の配当利回り:2.10%
◆ROE:9.7%
◆自己資本比率:65.9%
◆90年3月期より普通配当は30年以上非減配

分かりやすい事業、高いブランド力、粘着性の高いビジネスモデル(ヤクルトレディを通じた継続的な販売システム)、好財務等々、ヤクルトは私好みの銘柄であります。

店頭販売中心の中国事業の苦戦やヤクルト1000が一過性のブームに終わるのではないかという懸念はあるものの、米国市場の成長期待(未だ普及率は高くないが、23年7月に新工場建設を発表するなど伸び率は好調。その市場規模の大きさを考えると、ポテンシャルは高いか?)、そして何よりヤクルトレディを通じた訪問販売や店頭販売により人々の生活に深く入り込んできた&今後もそうあり続けるであろうヤクルトの強みは私にとって非常に魅力的に映ります。

まずは優待がもらえる100株を目指してコツコツと買付し、長期的に保有するつもりです。


〇受取配当金報告とBTIについて

以下、5月の受取配当金およびこれまでの累計受取配当金です。

【2024年5月受取配当金】
・414円(円配当)
・101.72ドル(ドル配当)
【2022年受取配当金】
・45,087円(円配当)
・93.82ドル(ドル配当)
【2023年受取配当金】
・220,717円(円配当)
・407.31ドル(ドル配当)
【2024年受取配当金(1~5月)】
・28,749円(円配当)
・228.52ドル(ドル配当)
【累計受取配当金】(※21年12月株式投資開始)
・294,553円(円配当)
・729.65ドル(ドル配当)

今月はリートETFから414円、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)から101.72ドルの配当金(分配金)が入金されました。


BTIについては、2022年から1株ずつ買付をスタートし、株価の下落に伴って定期的に買い増しを行い、現在156株保有しています。

ドルベースの評価額は未だ含み損ですが、配当込みで考えるとほぼトントン。円ベースの評価額はプラス(今より円高時から投資している為)で、配当込みでもプラスとなっています。

BTIの中核市場の1つである米国で紙巻きたばこの数量が急速に減少していること(2023年の米国市場の可燃物取扱量は前年比11.3%減少、恒常為替レート・ベースでは6.4%の減収)や、2013年から協議されている米国でのメンソールタバコの禁止案など、同社にとっての逆風要因に留意する必要はあるものの、フリーキャッシュフロー推移・配当性向(60%台で同業他社のPM、MO、JTより低め)・配当政策(累進的配当)を踏まえると、事業環境によほどの変化が生じない限り、当面は減配可能性が低いと考えています。そして、現在の配当利回り水準(約9%)を加味すれば、大きく負ける可能性は低く、時間軸を長くすれば相応のリターンもついてくると考えます。

もう少し株数を増やしたいのですが、現在の為替水準を踏まえると積極的にドル転して買付するのではなく、受け取ったドル配当を再投資する形でコツコツと株数を増やしていければと思っています。

どれだけ値上げしようが、税金を課そうが、健康への悪影響について普及しようが、常に一定の買い手が存在し、比較的少ない投資で継続的かつ潤沢なキャッシュフローを生み出せるたばこ事業。個人的には、少なくとも向こう10年くらいは同事業を楽観的に見ています。




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