騒動の終着

おはようございます。
私は助けられました。

あれから私は、方々へ電話を掛けました。
友人や家族が近くにいない私が電話をかけるのは、公共的なサービスです。
まずは区の保健センターに電話し、相談をしました。
自分の頭がおかしいのか息子がおかしいのか分からないが、気が変になりそうなくらい辛い。センターでは発達の検査を行っていると思うけれど、そういうのも見てくれますでしょうか。私の頭がおかしい方が全然いいんですけれども。

話をしてくれたのは、現行で娘の療育の流れを説明してくれた方でした。
冷静に話を聞き、そこまで気になるのであれば、区の検査よりも病院に行ってプロの目で確認してもらった方がいいと言ってくれました。
また、何かあったら気軽に相談しても良いとのことでした。

ちょうど、次の日が予防接種の日だったので、その時に相談しようと心に決めました。
育休中の夫にも相談をしました。

本当にたまたまですが、予約をしていた病院には育児に悩む人向けの電話サービスがありました。
育児が不安な人の為に…どなたでもかけても大丈夫ですよ、といった感じで広く開かれたサービスのように思われました。今はコロナでどこの医療現場もとても大変だろうと予想もしつつ、自分の今の状態を放っておくとこれはこれでよろしくないなと思い、藁にも縋る思いで電話をかけました。

電話に出てくれたのは優し気な看護師さんでした。
私は事情を説明しながらもう号泣してしまいました。
息子のことが気になって仕方がない。そんなに問題ないと頭ではわかっているのに、気になって仕方がない。自分の頭がおかしいのではないかと感じる。

看護師さんは常に肯定の言葉をかけて下さり、電話をかけてきてくれて本当に良かったと仰って下さりました。
今息子は何か月で、どんな部分が気になるのかを丁寧に聞いてくださりました。
哺乳が遅いと思うというところでも、改めて時間を計ってみると10分少々といった形なので、本当に哺乳も遅い感じではないのです。
それなのに、気になって仕方がない。本当に辛い、と私は泣いてしまいました。
幸いその病院にすぐ行くところでしたので、先生に診てもらいそのあとに話をしましょうということになりました。

息子は予防接種もすごかった。
一応ぴえんと泣きはするものの、すぐに泣き止み平静を取り戻していました。
この手が本当にかからないというのも不安の種でした。娘と比べて全然泣かないし、夜も寝る…。本当に大丈夫なのだろうか。気持ちがザワザワとしました。

病院の先生に改めて相談をしてみると、先生的には「?」という感じでした。
それでも私の様子がおかしいのを察してか、発達のチェックをしてくださいました。
顔貌のチェック、首の座り、腰のすわり…
「顔貌はそういう感じじゃなさそうですね…目もつりあがっていないですし」
「私もそう思います…」
お前は一体なんなんだ。

結果的に、首も座っており、腰も座りかけている。
5か月後半そのまましっかり発達しているとのお墨付きを頂きました。
気にしなくて問題ないレベル。そうしっかりお医者さんから言ってもらえて、私は死ぬほど安堵しました。
私の頭がおかしいだけだったんや。

電話で話した看護師さんと再度話すときには、私はまた泣き出しそうになっていました。
看護師さんは改めて、電話してきてくれてよかったと言い、私がやっとご飯が美味しく食べられますというと、にこにこと励ましてくれました。まだ手が震えていました。ずっとそんな状態だったのです。
そしてまた、おかしくなるようなことがあったら電話してきてくださいと言ってもらえました。

大変な一週間でした。
子育ては本当に一人で出来るものではないなと心から思いました。
多分しばらくは私は状態異常のかかったままになるのかと思いますが、それでもなんとか周りの助けを借りてやっていけそうです。
noteでもご迷惑をおかけしました。
大丈夫そうです。
ありがとうございました。

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