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ノビル

ネギの根っこ部分にニンニクのような球根がついた野菜、あれは何なのだろうか......と思い調べることにしたのがこの「ノビル」です。

みなさんは食べたことはありますか。


ノビルとは

ノビル(野蒜、山蒜)はヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草です。

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日当たりのいい土手や道端に生える野草であり、香りは小ネギやニラに似ているそう。花にムカゴをつけて繁殖し、古代から食べられてきました。

「蒜」とはネギやニンニク、ニラなどネギ属の野菜の古称で、このノビルと呼ばれるものに関しては東アジアに広く分布しているようです。

日本では国内全域に生えているとされているものの、北海道に関してはそう簡単に見られるものではなく再調査が必要だと言われているのだとか。

参考⇒ ノビル


「タルレ」とは......

韓国から動画を発信している方の映像を観ていると、「タルレ」と呼びながら、ネギに小さな球根がついたような野菜を取り出して調理をはじめたのです。

それがきっかけで「あれ何なのだろうか」と。
調べてみたところ日本語ではノビルと呼ばれているとのことで、確かにたまに耳にすることがある気がするなと。

野草なので近場に植わっている可能性がありますが、専門家ではないですしさすがに収穫して食べるという勇気はありませんが、種が入手できるようであれば育てて食べることは可能です。

特に“野草”とされているものであれば、私のようなまだ家庭菜園の素人でもうまく育てられるかもしれません。

韓国で調理されている食材の90%くらいが日本と同じで、およそどれも見たことがあるものばかりが出てきますが、稀に知らない食材が出てきては気になり、こうやって調べています。

ただ今回のノビルに関しては、日本人が知らないというよりは私が知らなかっただけで(母も知らなかったようです)もう少し離れた都道府県にお住まいの方や、ノビルの美味しさを広めようと取扱っているお店が近くにある方であれば、馴染みのある野菜なのかもしれません。






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