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すまない君たちの留守を守りきれなかった

この未曾有のコロナ禍で自分も神経質になってるせいか 物事の見方も敏感になっているようです。

そして今このタイミングで公開された映画【ミッドナイトスカイ】はそれを強く感じました。

《人の死に方はどう生きて来たか に影響される》

まさに新型コロナウィルスはその(生き様)を個々に確認しに来た使徒なのかも知れません。

●映画のあらすじは滅亡寸前の地球で 自らもガンに侵され余命少ない科学者オーガスティンは通信の途切れた宇宙探査船に(地球には戻るな)と伝える為だけに北極の天文台に残ります。

決して彼はノスタルジックと刹那的な諦めから残ったのではありません 

地中シェルターに避難すれば自分が安らかに逝くまでの時間だけはありましたが それよりも最後のやり残したこと 信念 の為です。

もちろん善悪の問題ではありません これは思想です。  

若者の活力を奪い 経済を止めて未来を考えず自分の安寧と娯楽快楽を優先させて(人生と年金を堪能)して満足のまま逝くのも思想です。

そして老人への批判という安易なものでもありません  。 むしろ若い人たちが マスク 自粛 警察? 即席町内自警団など激しく若者たちを抑制する老人たちは それまで お遍路参り 写経 生前葬 終活 など(潔く逝く作法)など全てかなぐり捨てて生に執着する生き様 死に様 

どう捉えるか? 自分はどうこれから生きるか?

 という物語だと感じました。

【了】


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