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年末年始のご挨拶

平成の終わりをもって年賀状をやめたつもりでおり、ソーシャルメディアで年賀状代わりにメッセージをなんて考えておりました。
5月に父が亡くなりましたので、喪中はがき代わりのメッセージとなりました。喪中はがきというフォーマットって伝えられることも限定的なので、かえってこんな形も良いかも知れません。

令和をむかえ、2020オリンピックの年に僕は50になります。
虎は11歳、小6。
夢の中を生きているようです。

11年を虎と暮して、ますます生きている者と死んでいる者の違いを感じなくなってきました。
共有するのは時間というより、たとえ一瞬であっても瞬間そのものを大事にしたいと思っています。
この感覚はもしかしたら戦後復興真っ只中を生きた父とも同じ感覚なのかも知れないなと思うようになりました。

なんてことを考えてたら、現代美術館で皆川明さんのすてきな言葉に出会いました。

『在る』
見えないものと
見えるものは
ほんとうはつながっている。
 
見えないだけ。
見えるだけ。
 
形は集合体 集まっているだけ
見えないものは 散っているだけ
 
繋がっている。
在る。

皆さま、本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

2019年 年末
早稲田亭 虎ファミリー

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