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【転職までサポート】人生逆転サロン共同開発講座レビュー

本記事の構成

これは「人生逆転サロンが提供している共同開発講座」のレビュー記事
です(筆者参加中)。共同開発講座が読者のニーズに合うか判断できるように執筆しました。構成は以下のようになってます

1. 共同開発の特徴および他のプログラミング学習サイトとの比較
2. 共同開発に参加中の筆者の実感(と提案)

注1:以下、「共同開発」は人生逆転サロンの共同開発講座を示します
なお、共同開発の公式の紹介noteはこちら↓
http://yanbaru-spike.com/l/c/yE5eqgMh/RAXzu5I1

注2:共同開発に関するさらに細かい解説はこちらのブログに書きました。
https://ichitasu.com/2020/03/15/waytostudywithoutschool/

1. 共同開発の特徴および他の学習サイトとの比較

ここでは共同開発の特徴を他の学習サイトと比較することで、ポジションや強み弱みを明らかにします
共同開発と比較する学習サイトは「Ruby on Railsを学べる」という軸でピックアップしました(共同開発のメインはRuby on Railsなので)。具体的には以下のサイトと比較していきます
共同開発の効果的な活用法という点で見ていただくと良いと思います

・Progate(筆者使用経験あり)
・Udemy
・シラバス

なお、それらを調べる際に利用した主なサイトは以下

https://liskul.com/programming-learning-27303 https://prog-8.com/languages#_ebcv=3kxCAMrX.liskul2so.1 https://cyllabus.jp/#_ebcv=3kxCAMrX.liskul2so.1 https://www.udemy.com/ja/#_ebcv=3kxCAMrX.liskul2so.1

まず共同開発の特徴

・カリキュラム(学習内容)が体系化されているので、回り道なく効率的にレベルアップできる
・一人で学習していたら絶対に経験できないチーム開発をできる!(コンフリクト解消、バージョン管理、Gitの使い方など)これは現場では不可欠なスキルです
・現役エンジニアのメンターがついているため、分からないことなどを聞けて心強い。フィードバックが得られる点が価値が高い
・転職希望者は転職活動までサポートしてもらえるという異常なプログラム。30代で内定10社の転職コンサルが在籍している
・同時にサロンに入会できるため、情報収集や人脈形成にも役立つ(サロンの活用法は本当に無限大です)
・特典で神里さん(サロンオーナー)の有料noteプレゼントあり
・価格は59,800円 (2020/3現在)今後値上がりする予定

それでは比較していきます!

Progateと比較して

・対象範囲が違う
Progateは0からのプログラミング入門者を対象とした教材を提供。環境構築不要で易しく基礎的で入門には最適な内容ですが、その分実践的とは言い難いです。一方、共同開発は転職できるまでレベルアップを図る人向けのコンテンツまで広くカバー

・Rails関係のコンテンツ
Progateではツイッタークローンアプリを作成しますが、resourcesをはじめとする実用的なgemの導入などはないです(基礎固めには最適です)。一方共同開発はルーティングやコントローラーに対する基本的な理解がないと初め少し大変だけど、実践的なテクニックをバンバン学べます。よって現場により近いスキルを得られます

・価格
Progateは月980円で一月あれば終わるので共同開発に比べて圧倒的に安いです

Udemyと比較して

・提供サービス
Udemyは欲しい内容で検索かけてピンポイントの教材を購入できる点が強いです。Ruby on Railsで調べると、環境構築からRubyおよびRails入門、そしてネットへのデプロイまでひっくるめて2万円以下のものが見つかります。Udemyは誰でも動画形式で商材を売れますが、購入者によるレビューで淘汰が働いているので信頼性は高いです

・対象者は一部重複
初心者から中級者向けのコンテンツが多そうなので、共同開発とターゲットはかぶります。リモートリポジトリの管理やコンフリクト解消といった共同開発ならではの経験やサロン入会特典を重要視するかしないかで、共同開発とUdemyの評価順位は変わるでしょう

僕が買ってみたRailsに関する一番売れてる英語のUdemy教材(The Complete Ruby on Rails Developer Course)は内容に新発見が多く非常に良いですが、メンターはいませんし、チーム開発をすることもできません

教材を「知識を学ぶもの」として見ればUdemyの教材の方が良い場合もあるでしょう

一方、教材をメンターに質問したりフィードバックを貰ったりチームで開発したりといった「経験をするもの」として見れば共同開発の方が優れていることは間違いありません

・価格
Udemyは数千円から数万円

シラバスと比較して

・価格
シラバスは無料コンテンツなので、活用すればコスパは最強

・コンテンツの特徴
図が多めのテキストベースです。無料なのに手順などかなり細かく説明してくれますが、専門用語が高頻度で飛び出すので、全くの初心者には厳しめです
各学習プログラムの繋がりを明示しているので、入門を終えた人は自分の技術的な空白を埋めたり、拡張するのに役立ちます
全体のコンテンツは多いですが、Rails関係のコンテンツは共同開発の方が断然充実してます
一人で黙々と学習できる人向けの印象

比較から見えてくる共同開発の強み弱み

強み(高い独自性を誇る点)
・ユーザーレベルをRuby on Railsの入門から実務レベルまで一気通貫で引き上げる
・実際の共同開発を経験できる
・転職までサポートする(かなり頭おかしい)
・メンターによるサポートとガイド(独自ではないが貴重)
・サロンに入れるので情報収集、発信を通じてビジネススキルを鍛えられる
弱み
・単純にプログラミングの知識を学ぶ場として捉えると優位性は高くない
・完全初心者にはProgateの方がマッチ
・Webページ制作に必要なHTML&CSSといったRuby on Rails以外の言語のコンテンツは自分で学ぶ必要がある

2. 共同開発に参加中の筆者の実感

参加きっかけ

筆者は2020/1/15に共同開発に参加しました。サロンにはそのとき特典として入会しました

共同開発参加の直接的なきっかけは神里さん(運営者)のtwitterの告知でした。ちょうどProgateが一段落して次のステップへ行きたく思っていたところ、Gitによるプロジェクト管理や実践的な開発ができる共同開発のコンテンツは非常に魅力的でした

エンジニアへの転職は考えていませんでしたが、プログラミングスキルをなるべく高めたく思っていました。多くの学習サイトはプログラミングを入門から副業として使える程度の範囲までしかカバーしていませんが、共同開発は実務まで引き上げるという内容だったのでかなり特異に感じました。現役エンジニアがサポートするというのも信頼性を高めて好印象でした

価格は(慣れてなかったので)正直少し高いと感じましたが、サロン入会などの特典があったので納得しました(今では全く高いと思わない、というか得しかしてないしこれからもどんどん得していきます)。といっても当時サロンがどんなものなのか全く分かっていませんでした。ただ、全く分からないということは、全てが新たな発見になるということなので、良い経験になるという予想はありました

学習の過程と所感

共同開発に参加するまではProgateで色んな言語を学んでいました。その中でRailsの基礎は学んでいたので、特に障害を感じることなく、共同開発の勉強に移行できました。もちろんサロンでは初心者向けのコンテンツもしっかり用意されていますが、本当の完全初心者はProgateから入る方がスムーズだろうと予測します
それ以降、平日2時間、休日5時間は共同開発のカリキュラム消化にあてました。もちろん学習ペースに別に決まりはありません。みなさん自分のペースでやっています

一番初めはGitの課題から入りました。関連する動画教材を何回か見てストレスなく入門できました。課題自体は基礎的なので1日で終わりましたが、操作方法を定着させるのには半月はかかりました
サロンのコンテンツでカバーされていない内容(ローカルマージやリセットなど)を結構何度もググったので、もう少し内容を増やしてもいいかもと感じました。まあググれば簡単に分かることはググればいいとも言えますが
全くの初心者でしたが、今では共同開発リポジトリを扱うくらいには使えています

次にRubyを飛ばしてRailsの課題に着手しました。Progateの積み上げがあったからできました。学習方法としては、初めは不安だったので動画教材を見ながら手元で同じことを再現していました。分からないところはテキスト教材を見たり、ググったりしていました。Railsに完全に慣れて、基本操作に不安がなくなってからはテキストだけ見ることもありました
教材は実践的な機能の実装がメインでした。Progateでは基礎しかできていなかったので、学習を追うごとにできることが実務にどんどん近づいていると感じたし、一瞬でアプリの骨格を組めるようになっていきました
神里さんの言う「実務では〜」という情報は非常に貴重に感じたので、教材を強化するならば、より実務主義な内容にするのはありだなと思いました(運営向け発言)

最後にRuby課題をやりました。前半はRubyの便利なメソッドを調べて使うといった内容で簡単でした。後半はforeachを使うロジカルな内容でした
Progateで勉強していたせいもあります、1日で終わったので、こちらももう少し内容を増やしてもいいと思います(←追記:この発言から1日後の2020/2/10に教材強化されました)。attr_accessorといった初心者には難しい概念的な機能に関する理解を促進する内容があると嬉しいです

2月上旬時点でサロンで新たに学べたことを以下に挙げる

・RubyとRailsの環境構築
  ・rbenvによるRubyのバージョン管理
  ・bundlerのバージョン設定
・Gitによるプロジェクト管理
  ・add, commit, push, pull, merge etc.
  ・ブランチの切り方、消し方
・Railsの実践的なテクニック
  ・resources
  ・devise
  ・active_admin
  ・rakeタスク
  ・rspec
  ・bootstrap
  ・nav-bar
  ・table
  ・markdown
・データベースの操作
・herokuへのデプロイ

こういった個々の要素だけでなくRailsに対する全体的な理解がかなり深まったと感じています

共同開発での体験

筆者はまだ開発途中ですが既に他の学習サイトではできない経験を重ねています。以下に筆者の体験ベースでそれらを記します

【環境構築】
まずチームメンバーが初期設定を終えた開発用のリモートリポジトリからクローンしてきます。指定された設定は以下のようでした

・Ruby 2.6.5
・Rails 5.2.4.1
・データベースはPostgreSQL
・MiniTestとCoffeeScriptは使わない
・.gitignoreを修正

ここで"rails g controller"を使おうとしたところ早速エラーが出ました。詳細は
https://qiita.com/sansiro/items/f7b5004f8eefca54002c
に書いてありますが、作業できる状態にするまでに

・システムのbundlerのバージョンをクローンしてきたファイルと合わせる
・rbenvでRubyのバージョンを2.6.5に合わせる
・足りないgemをインストールする

といったプロセスを踏む必要がありました。初めは訳が分からず大きなストレスでしたが、調べてエラー解消する過程でRailsに対する理解が非常に進みました。環境構築に対する心理的な抵抗も小さくなりました。この経験を通して筆者はとりわけ大きな成長を感じました

【Webアプリケーションの実装】
求められる作業は教材でカバーされた知識でかなり対応可能なため、半分以上は復習といった感じでそこまで新しさはないです。でも、できると思ってることでも実際にやるとできないことって多いんですよね。だから為になります。また、実務よりのコードを書かないと訂正をリクエストされるので実務よりのコードを学べる点は貴重です
ただし筆者的に一番重要なのは、メンバーによって更新されたマスターブランチをローカルに上書きしたり、コンフリクトを解消したりといった共同開発ならではの作業に対応することです。他の教材ではまず経験できないでしょう。ストレスもかかりますが、チームメンバーとメンターがいるので安心ですし、確実に成長します

実感のまとめ
・教材をやり込むとRuby on Railsのレベルが爆速で上がるようになっている(実務向き)
・共同開発ならではの体験を学べる
・Gitでのプロジェクト管理
・コンフリクト解消
・環境構築の勉強になる

提案
・事前課題ボリューム増
  ・Ruby課題:ロジカルな問題
  ・Git課題:ローカルでのマージやコミット打ち消しなど
・Rails課題をより実務を意識したものにする
(↑追記:言ったら2020/2/10教材増強されました笑

以上がレビューです。筆者としては共同開発は半端でなく貴重な経験ができる学習講座だと感じています。特典のサロンもおまけなんかじゃありませんよ。共同開発の詳しい内容は以下のリンクから見てくださいね

共同開発の詳細・申込はこちらから
http://yanbaru-spike.com/l/c/yE5eqgMh/RAXzu5I1

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