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よりぬき!あらたまnoteちゃん 【2021年9月22日版】

 初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
 二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
 こんにちは、あらたまです。

 『よりぬき!あらたまnoteちゃん』とは――
 不要不急系エンタメの看板を掲げ、毎日のようにゆるーく、怖かったり怖くなかったりするお話やエッセイをnote上でお出ししております。
 その中でも15スキ♡以上を頂きましたnoteちゃんたちを、五本ずつにパッケージしてみたらどうかな?と思いつきました。
 皆様に可愛がっていただいたnoteちゃんの晴れ姿お披露目会!みたいな……完全な親バカ企画なんですけども、御一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

 昨日は満月でもって中秋の名月でした。この二つが重なるというのはそこそこ珍しいことのようでして、昨日は八年ぶりだったんだそうですよ。
 風流とは程遠いと定評のある私、満月は全て名月くらいの認識ですから、びっくりするとともにちょっぴり賢くなった気分でおります。ホクホク。

 我が家の窓からは曇天しか拝めず、がっかりしつつも「心の目で、見る!」と気持ちを切り替え、寝る準備をしていたのですが、徐々に雲が晴れてきまして名月さんにコンバンハのご挨拶が叶いました。

 ……ちょっとだけ、なんですけど。
 ちょっとだけ……物欲が湧きました。
 望遠レンズ、良いなあ。もう一段寄れるの、良いなあ、欲しくなっちゃうなあ。
 欲しいものリストに書き加え、いざ本日から家計のやりくりに貯金に、精を出してまいります。

 【本日の宣伝】 

200本のnoteが詰まったマガジン。
全編無料でお楽しみ頂けます。
気に入ってるお話を数本、まとめて書籍化するのも面白いかもなあ?等々連載終了してだいぶたつのに、私自身も楽しませてくれるマガジンです。

植物にとってはお引越しみたいなもんかな

 水耕栽培を楽しんでいた植物が根を出し、種に至っては立派な『苗』になってきたので、土に植えてあげたよ!――というお話を書きました。
 小さな鉢植えといっても、植物にとっては地面に根を張るのと同じことなんですよね。その土地で上手くやってけるかしら?葉っぱを虫に食べられたり、体壊したりしないかしら??
 人間と同じような感情の機微が植物にあるかどうかは専門家の判断に拠るところですけども、もしかしたらと思うとなるべく気持ちの良いお引越しをさせてあげたいなと思います。


パワーストーンて呼ばないで

 扉写真はあくまでも鉱物標本と私が呼びならわしている石たち。
 パワーストーン屋さんで買い求めたことは違いないんですが、ラフストーンてことで、パワーストーンとして成型されたものよりもだいぶお安く手に入ったものです。
 家族には「おや、パワーストーンを連れて帰るなんて、キミにしちゃ珍しい」なんて言われたんですが、その日のうちにぶつけるわ落とすわで一部欠けちゃった……。
 「やっぱりパワーストーンてのは私にはちょいと怖い。当初の目的である標本収集に準じて鉱物標本と呼んだ方が精神衛生上よろしいのでは?」
 ――というわけで、これらは鉱物標本なのです。


主戦場はあくまでも怖い話なんですよ?

 フォロイーさんがスペシャルなコラボをされると聞いて、ショッピングという形でそこに乗っかったら、なんとも素敵な体験が待っていたよというお話を書きました。私のnote史上、もっともハートフルでハッピーな内容なんじゃないかな。
 おかげさまで皆々様に可愛がっていただき、いまだに成長を続ける一本でございます。
 ……ありがたいことです。普段の暑苦しいnoteや電子書籍も御一緒にいかがでしょうか?
 私の主戦場は怖い話です。そこそこに、私なりの愛を煮込んでおります。電子書籍Instagramもどうぞよろしくお頼申しますm(__)m


生き延びる。ただそれだけ、だった

 9月11日
 私は自宅のソファーで半分酔っ払いながら、仕事も御金も清算してすっからかんな自分を寿いでいました。なんて清々しい!やっと!真の自由を手に入れた!どこぞの女教授が押し付ける新時代の女性の生き方など、プランターに埋めて花の肥料にしてやれ!……とかなんとか。思い返せば、アラサー女子のやけっぱちなんですけど。
 そこへ一本の電話が入り。慌ててテレビをつけ。飛び込んできたニュース速報。
 爆煙と炎が青空を焼き焦がし、数多の書類なのか外壁の一部なのかが冗談みたいに舞い散っていました。
 なんじゃこれ?と。

 後に誰かが「あの場に居る居ないに関わらず、あの場で大切な人を失った人も、そうでない人も、何かの影響を受け人生を揺るがされた。傷の大きさ比べではない」と言っていたような。
 私もあの日を境に思ってもみなかった方向へと進むことになりました。
 新世界への冒険の旅は、レベル1初期装備無しで臨むモード修羅の、訓練ではないサバイバルに切り替わりました。
 自己責任という言葉が市民権を得たのもあの頃だったかな、私の背中にもそれが重くのしかかって。

 今、世界はしつこい疫病禍によって混乱を来たしています。
 自己責任のもと、専門的な判断を個人に迫ることも、もはや日常の光景になりました。どの種類のマスクを使うのか、選ぶだけでもあれこれ意見が飛び交っています。
 生き延び、繋いできた命をどう使うのか?
 私自身の問いもずっと続いています。あの頃よりは、ちょっとは逞しく、図々しくなれたかな?
 亡くなった方々の冥福を祈り、困難と闘った方々の勇気に敬意を払いつつ……。


妄想とは、来るべきワンチャンに備えるためのシミュレーションである

 怪談を話したり聞いたりしながら、朝まで飲み明かそうじゃないか。という遊びは、今に始まったものじゃありません。江戸の街に生きた人々は青い行灯を手作りして百物語にキャーキャー言ってたらしい(私の推測が多分に含まれております)ですし、某文豪の方々もオカルト好きでこっくりさんに興じたりしてたそうです。
 そういう『遊び』をお友達を誘い合わせて楽しめる日がやってくると良いなと、妄想の雲をモクモクさせながらきものと帯と小物諸々、一式組んでみましたよ。
 ――ね。ほんとに、こういう方面が主戦場なんですよ。露悪趣味でもなんでもなく。ほんとに、ほんとなの!


いかがでしたでしょうか?

 オカルト好きではありますけれど、盲目的にどっぷりと浸りきっているかと言うと、そうでもなかったりします。
 嘘や出鱈目は嫌いですし、その延長で陰謀論には食指が動きません。その昔、某大予言にまんまと踊らされた元小学生としての見解では、そういうところにはアレルギー反応の如く思考の警報装置が作動するようになっちゃったんでしょう。たぶん。
 曖昧なものを曖昧なものとして、その曖昧さを純粋に楽しむこと。そのフワフワっとした、つかみどころのなさが好きなんだと思います。

 自分の『スキだ!』という気持ちに正直に、思考のアンテナをメンテナンスしつつ、書いて読んで邁進してまいります。
 皆々様もどうぞ心身両輪の健康を育まれますよう……色とりどりの秋の気配、拾ってみてくださいね(ΦωΦ)フフフ…

 あらたま


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