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推しの生まれ故郷が無くなる。

こんにちは、ぽまえです。
スクスタが大好きです。

スクスタのサービス終了の報せを受けた所感と、想い出を振り返る為のnoteです。
感情を整理する為に急きょ書き上げたので構文も推敲も甘い拙文ですが、ご容赦ください。

絶望

2023年4月30日、私は呑気に昼寝を貪っていました。
16時、起床する。
寝起きなのでまだ体を起こすのが億劫で、とりあえずYouTubeでも観ようと枕元からスマホを取り、ロックを解除しました。
とあるツイート通知が目に入る。

身体が底から冷えていくのを感じました。

書いてある文字のすべてが私を責め立てるような気すらしました。

俺は寝起きだ。何かの勘違いじゃないか?
そんな藁にも縋る想いでタイムラインを見てみると、「悲しい」「今までありがとう」そんなツイートばかり。

あぁ、本当に終わるんだな、スクスタは。

それを理解した瞬間、一気に脱力してしまいました。
脱力感、そして無力感。

最初にも書いた通り、私はスクスタが大好きです。
こんなにも面白いコンテンツなのだから、みんなにもっとスクスタを読んでほしい。
そんな想いが強く、最近はメンバー毎におすすめのエピソードを纏める記事を書こうとプロットや協力を仰ぐ人を考えたりもしていました。

そんな矢先の出来事で、頭が真っ白になってしまいました。

いちユーザーがこんなことを宣うことが烏滸がましいのは百も承知なんですが、「自分はスクスタのサービスを続けさせてやれなかったのか」
そんな気持ちでいっぱいです。

私はスクスタに対して多額の課金をしていた訳ではありません。
リリース日からプレイして、3年半の累計で約5万円程度。
普段ソシャゲに殆ど課金をしない自分からすればトップクラスに課金したゲームなのですが、これでサービスを維持しろ、とはとても言えない金額です。
ですが、ツイートに書いたり、ライブの終了後アンケートに書いたり、スクスタを好きな気持ちは積極的に発信しているつもりでした。

だからこそ、サービス終了によって自分の"好き"が如何に実態を伴わない軽薄なものだったのかを突き付けられたような気がして、本当に辛い気持ちで胸が張り裂ける思いでした。

サービス終了は、サービス終了。
運営がサービスを維持するコストとリターンを天秤にかけ、それが終了に傾いただけのこと。
その事実から必要以上に何かを推察することはよくないんですが、とは言っても感情は渦を巻くばかり。
私の虹ヶ咲の想い出の多くはスクスタと共にあったので、それら全てを否定されているような気持ちになり、やり場のない感情だけが姿を増幅させていき、ラブライブ!に関連するものを見ることすら少し辛いのが現状です。

私と虹ヶ咲とスクスタ

私はスクスタを虹ヶ咲の本拠地の一つだと思っています。
メインストーリーも、キズナエピソードも、サイドストーリーも、全てスクスタだからこそ生まれた物語で、そこで生まれた楽曲たちも同じく、スクスタだからこそ生まれたもの。

そして私の推しである天王寺璃奈、ミア・テイラー、鐘嵐珠。
当然といえば当然なのですが、みんなスクスタに深い想い出が詰まっています。

璃奈ちゃんの素顔が初めて公開されたのもスクスタ。
(2019年12月1日 キズナエピソード第12話)

なんならあと2年くらいは引っ張ると思っていた璃奈ちゃんの素顔がいきなり公開されて度肝を抜かれました。
スクスタで「ボードを外すまで」の経緯を追ってきたからこそ、アニガサキでは「ボードを着けるまで」を描く巧さに膝を打ちました。
私は当時璃奈ちゃんのキズナエピソードしかまともに読んでいなかったので、そうして生まれた楽曲『テレテレパシー』を虹ヶ咲1stで観て「キズナエピソードと現実のライブのリンクの面白さ」にぶん殴られ、虹ヶ咲にとってスクスタがどれだけ重要な場所なのかをこの身を以て思い知りました。


ミア・テイラーと鐘嵐珠が初登場したのもスクスタ。
(2020年9月30日 メインストーリー19章)

普段から好き好き言ってますが、やっぱり自分にとってスクスタ2nd Seasonは本当に大切で特別なものです。
初登場の衝撃から、鐘嵐珠という人間の不器用さを理解した時の面白さ。
ミア・テイラーという少女が14歳にして抱えている重荷を知った時の切なさ。
三船栞子というスクールアイドルが自分を解き放った時のアツさ。

そんなR3BIRTHの3人は勿論、スクスタ2nd Seasonはメンバー13人全員にその子にしかできない役割とその子らしい動きがあって、虹ヶ咲が大好きな人間としてこれ以上ないほどうまく纏まっていて面白いストーリーだったと思っています。

自分の"大好き"を否定される辛さをこれでもかと思い知らされたのもスクスタ2nd Seasonでした。
いろんな声に胸を痛め、心が荒みきっていたのもまた否定できない事実で、全部が全部「良かった想い出」とは言えません。
ですが今はそれさえ笑い話。
あの経験があったからこそ自分は他人の大好きを尊重できる人間になろうと思えましたし、あの境遇があったからこそ「なにくそ」「俺はこれが大好きなんだ」という気持ちで全力でR3BIRTHを応援できた側面もあります。

ラブライバー10年目にして、過去一熱を持って応援している鐘嵐珠という存在に出会わせてくれたスクスタ2nd Seasonに、本当に感謝してもしきれません。

これから

そんな大好きな推しの生まれ故郷であるスクスタが、あと2ヶ月で無くなってしまう。
この文章を書いている途中で、また涙が溢れてしまう。
正直、私はまだ前向きな結論を出せる気持ちではありません。
スクスタの運営だよりに書いてある「MVや、ストーリー、キズナエピソードに関しても、どこかの機会で皆様に楽しんでもらえるよう色々検討しておりますので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。」という一文に縋るしかないのですから。

ですが、虹ヶ咲は変化を恐れないからこそこんなにも面白いコンテンツなのだと思うのもまた事実。

まだスクスタ楽曲のリリースも控えています。

NEXT SKYの公開も控えています。

楠木ともりさんから林鼓々さんへのバトンも繋がれたばかりです。

スクスタは6月末を以てピリオドが打たれてしまいますが、少なくとも虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会というコンテンツはまだまだ走り続けていくのでしょう。

だからスクスタが無くなってしまうことを心の底から悲しむ時間は存分にあると思います。
なので、私は悲しみます。
私はきっとこの悲しみを乗り越えられません。
乗り越えずに、この先も引きずって引きずって、引きずって引きずって引きずってずっとスクスタと、スクスタを楽しんできた時間のことを思い出しながら虹ヶ咲を応援していくのだと思います。

だって、こんなに、こんなにもスクスタからいろんなものをもらったのに、もし虹ヶ咲自体が終わってしまう時が来て、その時にラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARSのことを思い出してあげられなかったら、そんなに辛くて哀しいことはないじゃないですか。

だから、私はずっとスクスタのことを大好きなまま生きていきます。

ずーーーーーーーーーーーーーっと。

今までありがとう。
これからもよろしくね。


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