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新しい地図記号(2019年制定)

「みんはや」っていうクイズアプリがあって、よくやってるんすよ。

その問題に出てきて初めて知ったんだけど。

Q.2019年に地図記号に制定された、過去に発生した自然災害の被害状況等が記載されている石碑やモニュメントとは?

A.自然災害伝承碑

そんなんあるの知らなかった。
最近いろんな「碑」をよく見に行ってたのにな。

碑が気になるきっかけは恩師の宮古市の姉吉の大津波記念碑についての文章を読んだことなんですが、その姉吉の記念碑は今回制定された「自然災害伝承碑」の代名詞的な存在であるようですね。

国土地理院のサイトにはすべての碑を地図に落としたものが見れます。しかもハザードマップと重ねたものもあります。これ↓すごい。

ワタクシの住んでるエリア周辺を見ると、やはり関東大震災のものが多いですね。

おや、横浜市にはほとんど無い。
1つだけだ。

自治体の申請によって認定されるようなので、横浜市はあまり熱心ではないのかもしれない。

関東大震災から100年の昨年に行われた「ぼうさいこくたい」の会場になってたんだけどね。
横浜は。

2016年からはじまった「ぼうさいこくたい」。
東日本大震災から10年の2021年は岩手県釜石市が会場だったみたいで、そこで恩師が研究発表やってるのが見れます。

そして、今年2024年のぼうさいこくたいは熊本です。


そんで、国土地理院の地図でうちの近くらへんの碑を見ていたら、こんなのを見つけた。

大正震災記念碑 災害名:関東大震災(1923年9月1日) 丹沢地震(1924年1月15日)

丹沢地震・・・?
そんなのあったの?
ググってみると。

知らなかった…。
本震から4カ月後、神奈川県内陸部を震源とするM7.3の余震があったなんて。



知らないことたくさんあるね〜。


「碑」は「いしぶみ」
人が1000年の未来の子々孫々に言葉を伝えようとした証だ。
「今」だけの価値観でその意義を測ってはいけない。
自然災害伝承碑に限らず、どんな碑でも大切にしなくてはいけない。
そう思うよ。

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