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ハマルの夢見

ハマル(おひつじ座α星)の夢見をした。

片付けたい

夢では、段ボールを片付けようとすると、下に隠れていたゴキブリが何匹か出てきた。私は殺虫剤をかけて殺していく。ゴキブリは弱っていたのか、あまり動かない。殺虫剤も勢いがなくて少量しか出ないが、それでも効き目はあり、ゴキブリは眠るように死んでいった。

父親は、私がいろいろ片付けたがっているのを察して、別の部屋の家具を処分しておいてくれた。床にゴミが残っているので掃除機で吸い取る。それでも吸い取れない大きめのゴミなどがある。

次に本棚の中の本を売ろうとする。買取りしてそうな店に持っていくが、買取り専用のカウンターが見つからなくてウロウロする。

自分を押し出すために

今までのものを片付けると、次のものが入ってきやすい。片付けると、流れを変えることに繋がる。例えば、前にほかの人が住んでいたところに荷物が残っていたら、それを片付けて、今度は自分の荷物を置いて、自分らしい部屋を作っていくと良いように。ハマルは自分を押し出すために、周囲を片付けたい。

ゴキブリはすでに死にかけていて、ちょっと後押しするだけですんなり死んだけれど、別の部屋には掃除機では吸い取れないゴミもあり、まだ残留するものがあって、私はイライラしていた。本は、ロゴスや恒星意識の象徴で、私は自分以外のものを追い払おうとしていたが、買取り専用カウンターがなかなか見つからない。でもじきに見つかりそうだった。
ハマルは破壊行為をして自分が君臨するのではなく、鳥が朝が来るのを察するように、自分を押し出すタイミングをうかがって準備と努力を怠らず、いけると分かったらその機会を逃さないのではないか。

押せばいけるという判断

もう1つの夢では、心を開かせるショーのようなことをしていた。舞台の上に女性がいて、この女性は心を閉ざしていたが、催眠術のような感じで、ハマルがゆっくりじっくり関与していくと、女性は徐々に心を開いていった。

見た感じ、この女性は本当は心を開きたかったのではないかと思う。ハマルはそれを見抜いており、絶対に無理そうな女性は選ばなかったのだ。例えば男女の駆け引きで、押せばいけると判断したような感じにも似ていた。

ハマルは何でもかんでも猪突猛進というわけではない。慎重にしたほうが成功すると分かっていれば、そうする時もある。しかし、機会はいつでも狙っている。

アクエンアテン

ハマルの夢の雰囲気で思い出すのは、7つの後アトランティス文化期を、それより前のアトランティス時代へと繋ぐ「金の壷」として夢見した時、羊のような顔をした若い王の風格の男が出てきたことだ。これは今思うと、ハマルのような雰囲気もあった。金の壷とは完璧な受容体のことで、そこにめがけて流れ込んでくるものがある。ハマルはいつでも自分を押し出す機会をうかがっているということで言えば、受け皿としての金の壷の夢で、ハマルのような王が出てきてもおかしくはない。

羊顔の王は、カルナック神殿の羊顔のスフィンクスによく似ていた。カルナック神殿は、多神教の神々を排除して、一神教になるアテン信仰と関係が深い。ハマルはゴキブリや本を排除していたので、そういう意味では型共鳴するのではないか。

とはいえ、ハマルは破天荒とか破壊的ではなかった。慎重な印象もかなりあった。あくまで、自分を強く押し出すために、さまざまな努力をするという感じだ。

金毛の羊

ギリシャ神話では、金毛の羊が、兄妹を乗せて空を飛んでいる時、妹だけが海に落ちてしまったという話がある。金毛の羊に乗る兄がハマルだとすると、金の壷にあたるのは妹ということに。

1999年8月11日の日食ヘリオ図

ノストラダムスの大予言では、「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」と言われ、当時は8月の日食についてもテレビで取り上げられていた記憶がある。この日食の日時と場所で、ヘリオセントリック図を作ると、土星は牡牛座11度で、ハマル(牡牛座8度)と合になる。「恐怖の大王」というのも象徴として捉えるべきだが、この時、意志の強いハマルも、月のステーションに降りてきて、そのあと分割魂として地上に降りていると考えることもできる。彼らは今23~24歳で、ハマルの自我に目覚めると、強い推進力を持って生きることになる。

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